日本人著者の翻訳本

2020年09月08日(火) 17:41

本&映画の紹介, ヨーロッパ所々方々, イギリス, スウェーデン, ポーランド
JAPANESE AUTHORS' BOOKS
I love hanging out a book store to enjoy finding beautiful books, though I am not able to read most of them. Many books written by Haruki Murakami have been translated into Swedish, and their book covers are always beautifully designed. Found another book by a Japanese author, Hiro Arikawa, which was recommended by the store clerk. The book cover looks fine, but I don't like cats.

本屋をぶらつくのが趣味です。あたり前ですが、ほとんどスウェーデン語の本なので買って読めるものは少ないけれど、装丁とかながめているだけで楽しい。

村上春樹さんの小説はスウェーデンでも人気らしく、スウェーデン語に訳されたものがずらりと並んでいます。売れる本は装丁にも気合いが入ってます。

他にも、日本人著者の本でスウェーデン語になっているものあるのかな……とふと思ったので、本棚を隅々までチェックしてみたら(暇だね~笑)1冊だけありました! 書店員からのおすすめコメント付き[1]。

Vacker och gripande berättelse om livet, vänskap och sorg. Djurägare uppmanas att ha näsdukar nära till hands!

日本語訳:人生と友情の悲しくも美しい物語。 ペットを飼っている人は、手元にハンカチを用意して読むことをお勧めします。

有川浩さんの『旅猫リポート』でしょうか……。猫か……。猫かよ……。猫だけど、装丁は美しい。猫、後ろ姿だし。

[1] 書店員おすすめ旅猫リポート [2] コンビニ人間の英語版 [3] ポーランド語装丁ダサい

ちなみに写真[2]はロンドンの本屋で見つけた村田沙耶香さんの『コンビニ人間』英語版、写真[3]はワルシャワの雑貨屋で見つけた東野圭吾さんの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』のポーランド語版です。いずれも衝撃的に表紙がダサかったので逆に目についたという笑。後者は、各国語に訳されているようですが、ポーランド語版がずば抜けてダサいぜ。