Fjällrävenをどこで買うか…

2019年11月26日(火) 20:45

UXいろいろ, 日本発信四方山話, ヨーロッパ所々方々, 東京, スウェーデン, リサーチャーの知恵袋
SHOULD I HAVE A BACKPACK OF FJÄLLRÄVEN?
Whenever I go back to Japan, I'm shocked to find so many products around and am also thrilled to do shopping. If I buy a backpack of Fjällräven in Tokyo, the price would become cheaper as I receive favors of tax-free. But should I buy one there? It's a kind of cheating, isn't it? Fjällräven offers an embroidery service over there, which might reduce the number of years to be used (as teenagers would hate to have a backpack with their names embroidered). A Swedish company offers a service that induces unsustainable use of the product in Japan, which could be an interesting discussion topic, maybe?

日本に戻って東京の街をぶらつくたびに思うのは、モノの多さ。そして、安さ。

日本の消費税に相当するヨーロッパのVAT(付加価値税)は、スウェーデンではmomsと称されまして、それがモノにもよりますが最大25%という目の飛び出る数字です。8%が10%に上がったくらいで騒ぐんじゃない>日本のひとたち。

Malmö(マルメ)にショッピングに出かけて、Fjällräven(フェールラーベン)のラインアップ(写真[1])を見るたびに、「やはりひとつくらいは持っていないとスウェーデン人に怒られるのではないか……」と思う。しかし、ド定番を持つ勇気はない(し、単純に使いにくそう笑)ので、クッション材入りのトートバッグを買おうかどうしようか……と悩むも、税込999 SEK(約11,300円)というお値段を見て、躊躇するというのをすでに5~6回はやっています笑。「コレをかついでわたしはどこへ行くのだ?」と思うと買えない。そうなんだよ、こっちにいる分にはパソコン担いで出かける用事が年に数えるほどしかないから、要らないんじゃないの?と。

しかし先日、小田急ハルクで Fjällräven(フェールラーベン)を発見。意中のトートバッグは税込み12,100円でした(写真[2])。免税で買えば約11,200円で、なんとスウェーデンで買うよりもお安くなるではないかぃ。でもなー、スウェーデンのモノを日本で買うのもなぁ……。どこで買ってもモノは同じだけど、なんかちょっと違う感じがする。

[1] 定番バックパックたち [2] 免税なら日本のが安い [3] 刺繍サービスとかもしてる

いやそれより、来年小学校入学を控えた甥っ子に、Kånken(カンケン)をスウェーデンで買ってお届けしようと思っていたのだけど、ぜんぜん日本で買えるってなんか面白くないなー。それは日本国内消費分だから免税では買えないし。そしてなんとわずか800円で名入れサービス(写真[3])とかやっている。そんなサービスこちらでは見たことない……。まぁ、名前なんか刺繍したら、恥ずかしくて使えなくなる日がより早く訪れますよね笑。スウェーデンの人たちは子どものころに買ってもらったとおぼしきカンケンをボロッボロになっても大事に使っているもんなー。お祝いの名入れって、長く使ってもらうことを想定していないサステイナブル真逆のサービスですね、考えてみたら。というのをスウェーデンの会社が日本でだけやっているというのは、なかなか議論のしがいがありそうなテーマである。が、議論の相手がいないので終わり。