名前を聞かれないメンバー登録

2019年04月12日(金) 19:02

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, Skåne, サインやUIの話, スウェーデン, マチとヒトの観察, リサーチャーの知恵袋
NAME IS NOT REQUIRED FOR REGISTRATION
We plan to travel to Stockholm in June, and decided to travel by train as we heard it could be pretty cheap, and it was really. It was also a bit of surprise that I was not required to enter my name for registration. In this country, the person number works dramatically. We booked 2nd class seats for going, and 1st class seats for coming back to compare the experiences, anyway. The big difference would be reported in early June.

6月1日に Stockholm(ストックホルム)でマラソン大会がありまして、旦那がそれに出るって言うから便乗して一緒に行こうと思っています。で、早めに予約できるなら電車が安いよ!と教えてもらったので、まずはSJページ(Swedish Transport Administrationの運営。鉄道は国営ってことです)でメンバー登録です。

[1] 名前の入力欄がない! [2] 英語に変えると困るってさ [3] 個人番号から個人を特定

フォームを見て驚くのは、名前の記入欄がないこと(写真[1])。個人番号(日本で言うマイナンバー)とメールアドレス、携帯電話番号、そして自分で指定するパスワードを入れるだけです。それらを入力して送信すると届くメールから所定のURLへ飛んだら、スウェーデン語のページになっていて、迷わず英語に切り替えようとしたら警告が出たところが写真[2]の状態。言語を変えたら困ったことになるよと警告が出るようになっているのはナイスユーザビリティですが、登録の最終段階でスウェーデン語オンリーにされたらビビる……。Google翻訳先生がいらっしゃらなかったら困ったことになっていたことでしょう。

そして、個人番号からしっかり個人を特定して、わたしに呼びかけてくるサイト(写真[3])。個人番号が機能しまくっていてこの国コワイ。「むしろ安心」と思えるようになったらスウェーデンに馴染んだってことなんだろうなー。

ところで Lund から Stockholm までの特急列車代金(片道2等車)は、2人分で 470 SEK(約5,650円)でした。安いよマジで。約600キロの道のりに4時間強かかるようです。で、エクスペリエンスを比較するために、帰りは1等車を予約してみました。片道1等車は、2人分で 610 SEK(約7,320円)。これまた安いなぁ。2,000円弱の差がどんな違いになるのか、今から楽しみです。

そういうわけで、スウェーデンの国内列車旅(マラソンどこいった笑)についての報告は6月上旬の予定です。