目覚ましよりも空き巣対策?!
2018年02月08日(木) 18:17
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, リサーチャーの知恵袋- SHOCKING RESULTS CAUSED BY MORNIN'
- You should be awakened by the sun, and the curtain should be opened not to shut the sunlight in the morning. "mornin'" is a tiny device to automatically open the curtain at a set time. It was pretty tricky to set the operating power and time to make it to work properly, but it was done appropriately. We missed, however, to set the time to close the curtain, as the illustration of a crescent moon and a star with dark blue background prompted us to think the 12-hour clock time instead of 24. The curtain opened at 7am and closed at 8am, though we set the time with an intention to close it at 8pm. And even worse, we tend to be awakened by the motor noise. This could be more ideal measures, for example, when a house is temporarily vacated, not to be victimized by a burglary.
明るくなったら起きる、暗くなったら寝る。そんな身体の摂理を活かすために、起きたい時間に自動でカーテンが開くようにしてくれるカーテン自動開閉機 mornin’ というのを設置してみました。
朝は旦那の目覚ましがなるのと同じ時間、7時にカーテンが開くように“OPEN”をセットして、“CLOSE”のほうは夜、8時くらいに閉まっていればいいよね、だから8時にセット、と(写真[1])。ちなみにこのタイマー設定とは別にセッティングのページでカーテン開閉の方向や開閉時の動作パワーと動作時間を設定します(写真[2])。試しに動かしてみて、ちょうど良い塩梅のパワーと時間の組み合わせにしないと、カーテンがしっかりと開き切らずに mornin’ が止まってしまって残念な結果になります。旦那と二人であれこれ試して、まずは程よい動作パワー4と時間は50秒でしばらく使ってみることになりました。
そして翌朝、最初の衝撃。動きはじめのモーター音であっさり目が覚めてしまった…。めちゃくちゃウルサイですわ、これ。もしかしたら初めて使うワクワク感のおかげで敏感になっていた可能性もあるけれど、数日して動作パワーを1まで下げてみたものの、やっぱりウルサイ。しかもパワー1だと50秒では開き切らないので時間を長くしなければならず、どちらかと言うと、パワー4の大き目ノイズを我慢してでも短時間で開いて止まってくれるほうが、二度寝に入りやすい(寝るんかぃ笑)。
初日の二つ目の衝撃。7時に開いたカーテンが8時に閉まってしもーた……………汗。理由は簡単、“午前”8時にCLOSEする設定になっていたからです。そこは20時にしないとならんでしょ~(写真[3]が正解設定)。笑いが止まらん。タイマー設定の画面を見ながら、なぜこんなアホな間違いをすることになったのかを反省しつつ考察しましたところ、CLOSEの文字の横に添えられている三日月と星のイラストと濃紺の背景色で「こっちが夜ね」と思い込んでしまったのでしょうね。OPENは朝の7時でCLOSEは夜の8時、と考えてしまい、24時間表記で考えるべきだということに思い至らなかった。インターフェイスに誤誘導されて、脳内処理を間違えてしまったという例です。ええ、言い訳です。
ちなみに最近は、“動き出したら7時”という感じで、時計代わりに使ってます笑。留守のときにも毎日カーテンを開閉する、みたいな空き巣対策としての利用法のほうがありかもしれません。