善光寺詣り

2017年04月16日(日) 08:08

日本発信四方山話, 長野
ZENKO-JI TEMPLE AND AROUND
According to its website, the image has been believed to lead all the people to the Buddhist Pure Land regardless of their status, gender or creed. There were very many worshippers who looked fine (including myself) and had trained themselves enough to run through the marathon scheduled tomorrow. The mandala painted by sand exhibited in the museum was a must to see. Other statues and souvenirs found around the temple were .....

長野の善光寺詣りをしてきました。いずれの宗派にも属さず、すべての人の極楽往生の門として広く信仰を集めるお寺さんです。本堂は、木造文化財としては東日本最大の建造物らしい。たしかに巨大でした。

本堂の前にある大香炉には、無病息災や病気平癒を願う、おそらくは願う必要のない元気な方たち(自分を含む)が煙を浴びるべく群がり、山門近くの仏足跡には、翌日に控える長野マラソンの出走ランナーたちが列を成しておりました。皆さん、お詣りお疲れ様です。それにしても、ご本尊との結縁を願って歩くべきお戒壇めぐりは、あまりの暗さに恐怖しかありませんでした。肝心の錠前に触れるとか、そういう次元からはほど遠く、単なる肝試しに終わりました(笑)。

それはそうと、善光寺のお詣りで一番響いたのは、史料館に展示されていたチベットの砂曼陀羅です。ダライ・ラマ法王が善光寺をお訪ねになる際に、チベット僧侶たちが作り、寄贈してくださったものだそうです。撮影禁止エリアだったので写真を撮れませんでしたが、その緻密で精巧で美しい仕上がりにうっとりしました。本堂に比べると史料館まで足を運ぶ参拝者はあまりにも少ない感じでしたが、見る価値絶対にある。他の展示もなかなかだったし。

それに引き換え、飛び切りにモヤっていたのは、庭にいた喜子と光子。“牛に引かれて善光寺詣り”なんて云われがありますから、森永乳業さんの気持ちもわからなくはないですが、もう少し違う寄贈があってよかったと思う。土産物屋にあった“閻魔王みくじ”もなかなかのモヤり具合でしたが、2~3個しか売れてなかった…。参道にいらした童子形のお地蔵様は奈良のゆるキャラせんとくんにクリソツだし、お寺周辺はモヤモヤでしたー(笑)。