小倉城の二頭の虎

2017年02月19日(日) 17:40

日本発信四方山話, 福岡
A COUPLE OF TIGERS AT KOKURA CASTLE
While my husband was running a marathon, I visited Kokura Castle to see the drawings of a couple of tigers, preaching you not to have a meaningless fight to lose something valuable. Other than those two tigers, there were some impressive historical arts, but it was more like a theme park and felt sad.

旦那の北九州マラソン応援で小倉へ来ています。で、出走の応援を終えるや小倉城へ直行してみました。1602年に細川忠興公が築城した名城です。1866年、長州藩との戦いの末、戦線を後退するために自ら火を放ち、焼失させたと言われるお城。この天守閣は、市民の熱望によって1959年に再建された姿です。焼失した年が寅年だったことに因んで、迎え虎(雄虎)と送り虎(雌虎)が描かれました。すごい迫力で睨みつけてくる二頭は、無意味な争いで大切なものを失うことのないようにと、城内にいる間に悪さをしないようにと、後世を生きるわたし達に力強く教え諭すようでした。

[1] 小倉城に初入城 [2] 雄の迎え虎 [3]雌の送り虎

他にも、小倉城と歴代の城主に因んだ歴史的なあれこれが展示されていまして見応えはぼちぼちありましたが、全体的にはテーマパークっぽい展示が多くてお城の風情は………ない。残念です。二頭の虎を見に行ってください。