2017年の挑戦

2017年01月01日(日) 17:19

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, リサーチャーの知恵袋
CHALLENGES IN 2017
I started to teach in 2015, and the number of teaching opportunities have been increased in 2016, but I have been wondering if I am the right person to teach. I'm pretty positive about learning from teaching, and I'm happy to have opportunities to make a social contribution, but still, I feel there could be a better teacher than I am. I shouldn't say, but I got a little bored of teaching the same or similar things every time. I am not able to enjoy teaching. I'm worried if I'm helping some inappropriates to learn just know-hows. As I want to keep challenging in 2017, I try to find opportunities to teach something different, and to teach the same things but differently. Here comes another challenge year!

新年、あけましておめでとうございます。
2016年の振り返りがグダグダに終わったので、改めて昨年を振り返りつつ、2017年の目標設定とかしてみようとしているところです。痩せる!というのは数日前に宣言したとおりですが、今日はもっと真面目な話(笑)。

2015年から少しずつ増えてきた“教える”仕事について。実はいつも乗り気ではないのですが(あー、書いてしまった…)、次の二つを思いながら、自分を奮い立たせてお引き受けしています。

A: 社会への恩返しだと思おう。もういい歳だし…
B: 教えることで自分の方こそが学んでやる!

人に何かを教えられるくらいには勉強と経験を積んできたということを自覚させてもらえる本当に良い機会です。だから乗り気じゃなくても(あー、二度目笑)、素直にうれしいとは思っている。二年目の2016年、少しは慣れてきたこともあってほんの少しですが余裕も出てきました。一方で、以下のような気持ちがじわじわと拡大してきました。

C: 同じことを何度も教えるのに飽きてきた…
D: 教えることを楽しめない…
E: HCDマインドを持たない受講生が混ざっていてイヤ…

Cについてはですね、私には、根本的に飽きっぽいという欠点があるわけです(笑)。だから、ユーザーリサーチの仕事は向いていると思った、若き日に。だって、毎回ちがう商品やサービスを視野に、毎回違うユーザーさんにお会いして、お話聞いて、一人コツコツとレポートをまとめて、という感じで仕事を進めていけば飽きる前に次ってなる。年単位の長いプロジェクトも引き受けて、まさに現在進行形のものもあるけれど、その合間に別件入るからやっぱり飽きない。飽きっぽいという短所を自覚したうえで、それでもやっていけるニッチな職業を見つけた私は結構スゴイのだ(自画自賛)。しかし教えることに関しては、わずか二年の挑戦で“飽きましたのでさようなら”とは言いにくいぞー。いや、年数を積めばなおさら言いにくくなるのかもしれないな…。急いで引いたほうがいいのか?

Dもかなり根本的な問題。そもそも“教える”という立場に向いているのかどうか。自分ではあまり向いていないと思っているのに、周囲には向いていると言っていただけることが多い。楽しめるようになれば、適職だと思えるのだろうか? そもそも向き不向きというのはどうやって決まるものなのだろう?

Eはね…、炎上すると困るので詳しく書くのはやめとこ(笑)。主旨だけ書くと、学習者の中にそもそもHCDマインドを備えていない人がいて(必ず何割か混じっている、と思う)、そういう人にノウハウだけを教えるのは危ないよなー、とか思って不安になるのです。なるべくノウハウばかりにならないようには気をつけているんですけどもね…。

とまー、そういうわけで2017年の目標ですが、AとBのスタンスは変えずに、Cを乗り越えることを目指しつつ、Dがそもそも乗り越えられる次元の壁なのかどうかを模索する一年にしたいと思います。具体的にはこんな感じかな。

・同じことではなく違うことを教える機会を増やす
・同じことでも違う教え方をしてみるようにする

あと、Eを乗り越えるにはどうしたらいいんだろ? 気にしなければいい、とか? あるいは、教えたい人にだけ教えられるくらいのエライ先生になるとか? 何年かかるん、それ?

とにもかくにも、今年も挑戦の多い、しかし多すぎない一年にしたいと思います。

皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。