消費者は図々しいのだ
2016年03月30日(水) 16:55
UXいろいろ, 日本発信四方山話, おいしいモノの話, ヒトについて, モノ+コトの話CONSUMERS ARE DEMANDING: I have enjoyed receiving local products in return to the donation I made at the end of last year as a tax-reduction strategy. So excited about finding the beautifully packaged mushrooms from a city in Miyazaki prefecture. I was even more surprised and delighted to receive a call from the farm to check my availability before it was sent out. How thoughtful! While I was away to pray at Ise shrine and right after my husband left Japan for his business trip, I received a full package of oysters from a city in Nagasaki, which expected me to eat them up in 2 days if I wanted to enjoy them in the raw. Loved it! but a bit too much, and was sorry for my husband to miss it. Consumers are demanding, you know, and expect a prior notification to receive raw or fresh foods.
昨年末にモリモリふるさと納税しまして、以降あちこちの市町村からお礼の品が届いて楽しさ継続。特に宮崎県小林市からカラフルなキノコセット(写真[1])が届いたときにはテンションが上がりました。詰め合わせのセンスにもキラリと光るものを感じますね。各キノコの説明書も同封されていて(写真[2])、こんな食べ方が美味しいですよ~って、調理法なんかも紹介してくれていて感激なわけですが、センスなく、ほぼ全てのキノコをお鍋にぶち込んで食べてしまってゴメンナサイ(笑)。ちなみに荷物には、きちんと宛名を書いた封筒にお礼状が入っていて(写真[3])、これまで届いたどのお礼品よりも丁寧な対応でした。
もっと言うと、この村田椎茸本舗さんは発送前に「次の週末に届くように送ろうと思っているのですがご都合いかがですか?」と確認のお電話を一本くださいました。その週末は出かける予定だったので大助かり。留守にするのでその次の週末にしてください、とお願いできたおかげで、新鮮なキノコを存分に楽しむことができたというわけです。
一方、長崎県平戸市から2月中に届く予定だった殻付き生牡蠣2kgは、今年なんだか取れ高が少なくて…という事情もあったと思いますが2月中には届かなくて、正直な話こちらもすっかり忘れていたし、少し遅れるくらいどうってことはないのですが、家族でお伊勢参りをしていた3月上旬の週末に不在票が入っていたのを見つけて絶句しました。山盛り届けてくれた(写真[4])のは嬉しいのですが、「生で食べるなら発送日より4日以内」が消費期限とか言われて、受け取った日はすでに発送日から数えて3日目。おまけに旦那さまは海外出張へと旅立っておりまして、わたし一人で連日の牡蠣三昧です(写真[5])。大好きだからまったく苦ではなかったわけですが、2kgも一人で食べ尽くすのはなんとも旦那に申し訳なく、しかし出張から戻ってクタクタな人に消費期限を過ぎた生牡蠣を食べさせるわけにもいかず、蒸し牡蠣でなんとか我慢してもらうことに。蒸してもプリプリ(写真[6])だったし、とても美味しかったし、さんざん生牡蠣を楽しんだから「わたしも蒸したの食べたい」って激しく思っていたけれど我慢していたところに「一個あげる」と言ってくれた旦那はマジで後光が差してみえましたとさ(笑)。
そういうわけで生ものは、できればお届け日を事前に知らせてもらいたい…とかって思ってしまうくらいに消費者は図々しいのでした。