ふるさと納税の真の効果?!

2015年12月10日(木) 17:31

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

REAL IMPACT PRODUCED BY THE PROGRAM: Since 2008, a hometown tax payment program has been introduced for local governments to collect taxes not only from their local residents, but also from anybody who are willing to support a certain local. It took a while for me to seriously consider it, but at the very end of this year, I finally succeeded in letting my husband to consider it as a tax-reduction strategy. Its calculation is quite complicated (that’s why I let my husband do), but it can be good for salaried employees (like my husband) to care about the tax they pay, as they are normally free from caring about it because taxes are deducted from their wages. Knowing the tax might draw people’s attention more to the politics, I wish.

今年、ふるさと納税に初挑戦。がんばりました。なんかものすごく簡単にできる的な告知をあちこちで見かけるけれど、実に大変だったというのが感想です。まず何が大変って、限度額の計算が大変。いろんなサイトの説明を読みながらやってみようとしたけれど、結構あっさり白旗あげて旦那に丸投げ(笑)。そうしたら、次のような計算式が導き出されました。

A = 住民税×所得税率(コレを「住民税特例分上限額」と言うらしい)
B = 100-(所得税率+みなし住民税率+復興特別税率)

ふるさと納税 限度額 = A ÷ B + 自己負担額

合っているのかどうか知りませんが、自分では考えたくないのでこれを鵜呑みにしてExcelさんに計算してもらうと、ふるさと納税の限度額が算出されます。私の場合に幾らになるかは、逆算すると収入がバレテしまうので書きません(笑)。ちなみに「限度額って何?」とそもそものところですが、私にはとても説明できないので、会計に詳しい方のブログあたりを読んで各自勉強してください。深く考えたくない人は、“ふるさと納税することによる節税効果がマックスになる金額”と(私のように)ざっくり考えれば良いでしょう。

いろんなサイトがさまざまな説明をしてくれているのですが、我が家のようにサラリーマンと個人事業主の共働き世帯で扶養家族なし、みたいな事例はケースが少ないせいか、ケーススタディとしては解説されていません。結論としましては、それぞれの限度額を計算して、それぞれがふるさと納税すれば良いだけ。扶養家族とかいるともっと計算が厄介になるようなので、うちは単身者のケース(が二人分)と同じだから一番簡単なケースだったっぽい。

という前準備段階をクリアして思ったふるさと納税の最大の効果、それはサラリーマンが自分の払っている税金の額や税率を知ることではないかとふと思いました。我が夫も、住民税いくら天引きされているのか、すんなりは出てこなかったですもんねー。納税額を意識させない給料天引きの仕組みは良いような悪いような。「え? オレこんなに税金払ってんの?」となれば、選挙は当然として、国の政治や自治体の在り方なんかに関心を持つ人が増える…かもしれない、と思った。つづく。