HCII2016の告知なり

2015年11月25日(水) 16:45

UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, イベントの話, カナダ, トロント, リサーチャーの知恵袋

HCII2016 @TRONTO, CANADA: I have been a member of program board for HCII for 4 years by now, and just completed reviewing some abstracts to make the conference even more learnable for attendees. The venue for 2016 will be located in Tronto, Canada, where will invite you to visit Niagara Falls before or after the conference.

コイツは最近あそんでばっかりだな疑惑が浮上しているため、毎年恒例の面倒な…もとい大変勉強になる仕事を今年もしっかりやりました!とアピールをしつつ、来年の開催告知。

Human Computer Interaction とそれに付随したり、その周辺を埋めたりする研究領域で活動されている方々が集い、情報交換したり、昔話に花を咲かせたり、一緒に未来予想図を描いてみたりする学会 HCII の Program Board をお引き受けして今年でもう4年目になります。時が経つのが早すぎる…。で、例年 Abstract の査読を年末の忙しいタイミングにクリアすることを余儀なくされるわけですが、今年は、梅雨時期~初秋にかけての忙しさが半端なかったおかげで、年末のスケジュールに余裕すら感じるという今日この頃。人の感覚って、相対的なものですね。

そういうわけで、割り当てられた10本の査読をバッチリ終わらせました。締め切りまで1週間もある。いや、だからって追加とかしないでくださいね>K先生。論文読み慣れてて、自分でも書き慣れてて、昨今の研究はこんな感じというのを把握している大学の先生たちからしたら、10本のアブスト査読なんてさくっと一日どころか数時間程度で終わるのかもしれませんが、そうおいそれとは行かないわけでして、毎年結構大変な思いをして読んでいるのです。しかし今年の10本は、まず英語がまともなものが多かったので助かりました。英語が酷い論文は、解読に倍の労力がいる。こっちもネイティブではないので、自分の読解力の問題なのか、書いているほうの力量に問題があるのか、判断に窮するからです。全体的によく書けているものが多かった印象ですが、飛び抜けてキラリと光るものも見あたらなかったような…。あくまでも割り当てられた10本のお話ですのであしからず。

さてその HCII2016 ですが、来年はカナダはトロントでの開催だそうです。夏のトロントはちょっとステキっぽいですね。でもトロントは行ったことがあるのでごにょごにょごにょ…。トロントなら、学会の合間にナイアガラの滝とか見に行けますよ、皆さん! お誘い合わせのうえ、ご参加ご検討ください。