レム新大阪のご紹介

2015年04月02日(木) 19:12

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 大阪, ヒトについて, モノ+コトの話

RECOMMEND REMM SHIN-OSAKA: If you have a chance to look for a hotel near Shin-Osaka station, remm Shin-Osaka can be an option for those who are eager to get quality sleep. It offers a nicely designed bed with selectable pillows, a spacious shower booth in spite of the small dimensions of a room and a robotic massage chair are to provide an introduction to your quality sleep. Its front desk is located on the 12th floor, and you will find all the elevators stop and open the doors at the 12th floor, which is good for security, but you may be annoyed if you are in a hurry. The floor button for the 12th floor should be always-on, I think, which tells guests the elevator stops there anyway and we can relax and accept the unnecessary stop for security.

大阪出張のついでに、以前から気になっていたホテルに一泊。新大阪駅直結のレム新大阪です(写真[1])。宿でゆったり過ごすことを目的に行く温泉宿なんかとは違って、都会の、しかも新幹線の駅直結ホテルなんて、出張やら観光やらの拠点や通過点として利用する場合が大半に違いありません。そこに居る時間のほとんどは寝ているというのが現実です。だからこそ、快適な眠りを約束するオリジナルベッドを開発し、枕も選べる2種類を提供(希望によってはさらに+3種類の枕を用意しているようです)、そして快眠を実現するための準備空間としてデザインされたお風呂場、ベッドサイドにはマッサージチェアが備えられてあります。

 

[1] レム新大阪にお泊まり [2] 広々ベッドとマッサージチェア [3] お風呂場はガラス張り

シングルルームは14.4㎡という狭さ(笑)。まー、ビジネスホテルとしては普通どころか広い方かもしれませんが、質の高い眠りを提供することにこだわるホテルなので、シングルルームでもベッドはちょっと大きめサイズになっています(写真[2])。その狭い空間を少しでも広く見せるための工夫があちこちにあるのですが、寝室とシャワールームとの仕切りをガラス張りにして採光問題もあわせて解決しちゃっているところがなんとも秀逸でした(写真[3])。

アツアツのシャワーを浴びて温まり、マッサージチェアで背中や腰のコリをほぐし、買えばシングルサイズで265,000円もする高級ベッドに横たわって、しかしそれでも眠れない方のためにと羊カウントシートがありました笑(写真[4])。ちなみに私は、年度末地獄の真っ只中でしたのでなんの問題もなく爆睡。ホテルのあれやこれやがなくてもおそらく爆睡できたと思いますが、ここはやはりレムの行き届いた心配りのおかげで快適な眠りでしたと言うのが大人というものだ、うん。

 

[4] 羊カウントシート…笑 [5] 朝食は3階のダイニングで [6] 必ず12階で止まるのが…

併設のカフェ&ダイニング糀にていただいた朝食も美味しゅうございました(写真[5])。宿泊客には嬉しい200円引きです。全体的に、満足度の高いビジネスホテルでした。でも一つだけ、ちょっとだけ不満を感じたところ。それは、17階でエレベータに乗り、3階まで降りて急いで朝食いただきます!というとき、あるいは逆に、3階のメインエントランスから自室のある17階へと一気に上ろうとするとき、どっち方向の場合も必ずフロントのある12階にてエレベータが一旦停止します(写真[6])。セキュリティを考えれば、あっさり納得。フロントで必ず扉が一度開くというだけで十分な抑止力となる。それだけで不法侵入を防げるとあれば、むしろその仕様を喜ぶお客さんも多いことでしょう。でも、朝の急いでいるときにいちいち12階で一旦扉が開いて「行ってらっしゃいませ」とか、「ごゆっくりお過ごしくださいませ」とか言われると、本気で急いでいるときには結構…くる(笑)。目的階に着いたものだと思い込んで降りたら12階だったりとかってこともあり得ますし。単純に12階のボタンを常時点灯させておいてはいかがでしょう? 常に点いていれば、必ず止まるもんだと事前に分かるし、それに気づいた時点でちと考えれば、セキュリティに配慮してくれてるのね、と納得もいく。止まることになってないところで勝手に止まられるからイラツクのであって、心構えが出来ていれば受け入れられるのです。人ってそんな感じだと思う。