モロッコの横断歩道

2015年01月29日(木) 17:53

UXいろいろ, ついにアフリカ到達, サインやUIの話, モノ+コトの話, モロッコ

STREET CROSSING IN MOROCCO: The red part looked the figure to focus to me, but the white lines meant the street crossing, and the white triangles, according to my husband, meant the direction for cars to follow. White figure, and red ground. We argued quite a while why the red parts needed to be in red in the first place? The additional color obviously confused me. And the white triangles didn’t mean the direction for cars to follow, as we saw the cars driving opposite direction… Anyway, what we learned was that we needed to be really careful for crossing in Morocco, as of the harsh drivings. You had better not argue about the use of colors for crossings, but focus on safe crossing.

ラバトの町を歩き回っていて、とある横断歩道に遭遇(写真[1])。歩行者であるわたしはこの横断歩道に差し掛かり、車は右から来るに違いないと思い込んだ。が、逆でした。赤のほうが意味を持っているように見えたんですよねー。赤が図として浮き上がった。

 

[1] 赤白の横断歩道。どう見える? [2] 普通の横断歩道。分かりやすい [3] 白三角の意味はいまだ謎

一緒にいた旦那の目には、正しく “白” がアピールしてきたらしい。白い三角が車の進行方向を示していて、とても分かりやすいとか言った。赤のほうがどう考えても注意を引いているじゃないかと、赤が右から左へ向かう矢印に見えるじゃないかと食ってかかってはみましたが、赤は “矢印” になっていないし、横断歩道なんだから白が主で赤が従になると考えるのが自然だと言い返された…。じゃ、なんでわざわざ赤を使うんだ!赤の部分が普通にアスファルトの色をしていてくれれば、二色の主従を考える必要がなくなり、負荷なく情報を読み取れるじゃないか!とさらに言い返してみましたが、なぜここに赤が使われているのかは二人で議論していても答えに到達できないため、闘いは結論の出ぬまま終わりを迎えました。

そう、こんな風に普通に白一色の横断歩道にしてくれれば分かりやすい(写真[2])。でも、横断歩道とスロープの位置は合わせたほうがイイんじゃないかな笑?

そしてマラケシュ市内で、白三角付き赤なし横断歩道を発見(写真[3])。白三角は車の進行方向を示す…はずではありませんでしたっけ、ご主人様?

ということで、モロッコの横断歩道は謎だらけ。車の運転乱暴だし、信号ないとこも多いし、しかし油断してるといつまでたっても渡れないので勇気を出して、現地の人の後について進みましょう。