モロッコの首都ラバト

2014年12月22日(月) 16:50

ついにアフリカ到達, モロッコ

RABAT, THE CAPITAL OF MOROCCO: Our last destination in 2014 turned out to be Morocco, and my report starts from Rabat, the capital of Morocco. There was a demonstration near the station, which was the first sign of the capital, though there was not a big traffic in town, maybe because it was Sunday. The pictures show its top 2 must-sees in Rabat, which were the Mausoleum of Mohammed V and the Hassan Tower. The inside decoration of the mausoleum was just gorgeous, especially the ceilling was amazing. The guards in traditional Morroccan uniforms were, in another sense, bright. Just FYI, the structure next to the mausoleum is a mosque for Muslims to pray, though there’s no sign which tells us not to enter. We are requested to sense the atmosphere to behave.

2014年の締めくくり旅行はモロッコとなりました。まずは首都ラバトの紹介です。カサブランカから特急列車で約1時間。下車しようと思ったらドアが開かない…という早速のハプニングでしたが、乗務員のお兄さんが助けてくれて…もとい、助けようとしてくれたけど結局無理で「あっちのドアから降りてくれぃ~」なオチだったのですが、自分たちだけだったらきっと降り損ねて次の街まで行ってしまう羽目になったと思うから、彼の気持ちと判断力に感謝せねばです。

さて首都ラバトの街は、いきなり駅前近くでデモとかやってて首都っぽい側面を見せていましたが、日曜日ということで街の活気はよく分からなかった…。車も少な目なのかもしれず、おかげでカサブランカよりも少し楽に道路を横断できました。

観光客はモロッコの歴史を色濃く残すマラケシュやフェズへ直行する場合が多いようで、言い換えれば観光の目玉的な場所はラバトには少ないです。そんな数少ない目玉の中で外せないのは、ハッサンの塔とムハンマド5世の霊廟のふたつ。親切なことに隣接してくれています。

 

[1] まずは騎馬衛兵にご挨拶 [2] 未完のハッサンの塔 [3] ムハンマド5世の霊廟

イケメン衛兵に軽くご挨拶…がてらの写真撮影(写真[1])をしてから敷地へ入ると右手にハッサンの塔が見えます(写真[2])。敷地に入る前からずっと見えてますけどね。ハッサンの塔は、当初の予定では倍の高さになるはずだった未完のミナレット(尖塔)。遠目にしか見ることができませんが、その美しさは遠目にも十分すぎるほどでした。

 

[4] 霊廟は真っ白で美しい建物 [5] 8人のイケメン衛兵が守ってます [6] 中でも天井の装飾はスゴイ

振り向くと真っ白な霊廟があります(写真[3][4])。この建物が本当にキレイで、外見はご覧のとおりもちろんなのですが、入り口にて任務についている衛兵が、衣装と雰囲気の力で多少の割り増しはあるにしても、とにかく揃いも揃ってイケメンでした(笑)。そのイケメンっぷりを紹介したいのはやまやまですが、フランスからの独立を勝ち取った元国王のご霊前でアイドルの追っかけみたいな不埒な真似をするわけにはいかないので、後姿の盗み撮りで我慢…(写真[5])。肝心の霊廟内はどこもかしこも煌びやかでうっとりするレベルですが、ダントツは天井でした(写真[6])。

 

[7] あちこちの装飾がステキ [8] 鉄扉の装飾も美しすぎる [9] 手前の礼拝所は観光客禁止

敷地内には他にも惚れ惚れするようなモノや形や空間がいっぱいで(写真[7][8])、霊廟の隣にあった建物(写真[9]の左奥が霊廟で、右手前の横に細長い建物がお目当ての場所)の中にも入ってイスラムの文化を学んじゃおうとグイグイ前のめりで行こうとしたら、建物から出てきた人に止められました。が、アラビア語だったり、フランス語だったりで言われるので理解不能…。ちょびっと英語が分かるらしきオジサンの口から出た言葉は「No tour」で、ツアーなんてもともと期待してないわ、と思った我々がそれでも中の様子を伺おうとするものだから、また別のオジサン登場して別の説明はじまったり。詰まるところ彼らは「No tour」ではなく「No tourist」と言いたかったようです。惜しい。なかなか察することができなくてスミマセン。というか、張り紙とかしてはどうですか? それはイスラム美的にダメなんでしょうか? 隣の霊廟は入れる上に写真撮影まで許可されているものですから、その流れで一緒の扱いかと思ってしまいました、ゴメンナサイ。ムスリム以外は足を踏み入れるべきではない場所の見分け方、教えて欲しいです。“靴を脱いであがるようになっているところ=礼拝所”で観光客は立ち入り禁止ってことでいいかな? とにかく明日からは、もう少し空気を読んでいこうと思います。