トドラ渓谷の朝散歩

2014年12月27日(土) 17:27

ついにアフリカ到達, モロッコ

MORNING WALK IN TODRA GORGES: We drove down to the south, and found such a dry town, which conveyed the dynamism of Moroccans to survive. An auberge, Le Festival, located in the back of the Todra Gorges, was our desination for the night. As it’s a self-described auberge, the foods were great, the best Moroccan tagine ever! The view in the morning was amazing, too, though we really wanted to have more time to walk around there.

ググッと南下しました。砂漠にも接近。行かなかったけど…。しかし、車窓から見える光景はいかにも乾いていて、泊まる先々のトイレがしっかり水洗なのが不思議なくらいでした。

 

[1] ティネリールの町を一望 [2] トドラ渓谷の最奥で一泊 [3] これまで一番のタジン鍋

昔ながらのカスバ(城壁で囲まれた要塞)が数多く残っていて、それが故に“カスバ街道”と名付けられている景勝地を通って、トドラ渓谷の奥深くにある宿へ向かいました。途中の展望台から見たティネリールの町(写真[1])が、乾いた大地と共に生きるモロッコの人たちの力強さを見せてくれているようでとても印象的でした。

トドラ川の上流、行けるギリギリのところにあるオーベルジュが目指したお宿です(写真[2])。モロッコに到着してから散々、すでに飽きるほどに毎晩タジン鍋で調理した晩ご飯をいただいていますが、ここで食べたタジン(写真[3])はダントツで美味しかった。オーベルジュを名乗るだけのことはあります。デザートも、朝食でいただいた焼き立てのパンも、これまでの宿やレストランで出てきたものとは桁違いの美味しさでした。

もう一つ、この宿の利点はなんといっても立地です。ここからトレッキングや本気の登山に出かけるであろう方々がたくさん泊まっていました。わたし達も、せめて辺りをジョギングしよう…と思っていたのですが、朝晩の寒さは尋常じゃなかった…(笑)。あっさりと断念して朝食後のちょこっと散歩で我慢することに。

 

[4] トドラ渓谷で朝散歩 [5] 頑張って登りましたが… [6] 谷が深くて朝日が届かない

谷が深くて、深くて、8時過ぎに歩き出したというのに、谷に差し込んでくれる朝日はわずかばかり(写真[4][5][6])。鍛えた脚力でグングン登ってみたけれど、1時間という限られた時間ではこれが限界でした。ここでもう少し時間を使える旅程を組まなかったことが少し悔やまれますが、光が届きそうで届かないこの渓谷美で十分に満足。と思うことにします。そうそう、写真はありませんが夜に見上げた星空も素晴らしい美しさでした。