乗り換えるならBARONS COURT

2014年09月04日(木) 17:01

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イギリス, サインやUIの話, モノ+コトの話

BARONS COURT IS MOST ACCESSIBLE: If you need to switch trains from District line to Piccadilly line heading to Heathrow airport, don’t be caught up by the accessibility information on the tube map this time. Elevator is easier than stairs, yes. But, if you get off the train at Barons Court station, you just need to wait for the train to Heathrow at the platform just in front of you, meaning you don’t need to walk around inside the station at all. This type of accessibility information on the tube map could be really useful for tourists.

ロンドンの地下鉄路線図を見れば、どの駅がバリアフリーなのかが分かって大荷物を抱えた旅行者も嬉しいといのは昨日紹介したとおり。でも、ロンドンの地下鉄はそれはもう複雑怪奇に入り乱れていて、長ーいエスカレーター当たり前。乗り換えのために歩く地下道の距離も半端ないこと(写真[1])。

ヒースロー空港へ向かうときには大きなスーツケースを携えている。これまた多くの旅行者にとって当たり前の状況です。乗り換えでさんざん歩くのは大変なのだ。

 

[1] 地下道の距離、半端ない [2] Barons Court乗り換えが便利 [3] 存在感薄いですけども…

ロンドン出張の帰り、ホテル最寄りの Aldgate East 駅から District 線に乗って空港へ向かいました。空港まで続く Piccadilly 線にどこかで乗り換えなければならなかったのですが、このときは路線図のバリアフリー情報を鵜呑みにするべからず! 階段を上り下りするならエレベータを使いたい。それは間違いない。でも、そもそも上ったり下りたりせずに乗り換えられる駅があればそっちのほうが断然便利。ということでそれは、Barons Court 駅です(写真[2])。路線図ではまったく目立たなくて存在感薄いですが(写真[3])、西へ向かうDistrict 線と Piccadilly 線のホームが隣り合わせで、降りたホームの向かいに到着する電車に乗れば、乗り換え完了なのだ。ほら楽ちん。ただし、北西のほうにあがって行ってしまう電車も入ってくるので、空港行きの電車に間違いなく乗ること。これだけは気をつけましょう。

ちなみにターミナル4へ行きたいのに、乗った電車がターミナル5行きだった場合はもう一度乗り換えなければなりません。このときもひとつ手前の Hatton Cross 駅ではなく二つ手前の Hounslow West 駅で乗り換えるのがポイント。そこなら階段を上り下りすることなく乗り換えできます。こういう楽々乗り換え駅の情報まで路線図に盛り込めないものですかねー。東京も。