皇居ランとトマトの自販機
2014年02月13日(木) 17:24
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話RUNNING AROUND PALACE AND TOMATO VENDING MACHINE: I had been curious to know how fun running around the Imperial Palace is as there are so many runners all the time. It was my first (and maybe the last) run, and noticed how nice to have a course without any signal to stop in the center of Tokyo. The vending machine to sell tomatoes to runners, featured by some media a few days ago, was unfortunately located on the basement floor of a building. Tomatoes were sold in a zip bag, which was good, but it was not bite-size, which was not good for runners, I believe.
先日の大雪の後、初の皇居ランに行ってみました(写真[1])。最近仕事でちょいちょい訪れている新有楽町ビルの地下にランニングステーションがあるんです。BEAMSがプロデュースするゴルフスクールに併設されているステーション(BEAMS & WINDS STATION GOLF & RUNNING)で一回の利用料金は630円。脱衣所付きのシャワーブースがあって、その利用料も含まれています。他のステーションを使った経験のあるご主人様曰く、お値段は他とほぼ同じなのに、設備はむしろ充実していてキレイなのではないかとのこと。足裏プチ潔癖症のわたしとしても、裸足で歩くことにまったく抵抗を感じないキレイさでした。
はてさてそして肝心の皇居ランですが、信号で止まる必要が一切ないので確かに走りやすい。しかしちょいちょいお巡りさんに遭遇する。さすが皇居である。そして何も悪いことをしていないのに、目を合わせてはいけないような気になる(笑)。飛び石連休の中日とはいえ平日の真昼間だったので、それほどランナーはいないのではないかと思っていましたが甘かった。いったい何人のランナーを抜き、それ以上に何人のランナーに抜かれたことか。皇居のまわりの歩道はランナー専用ではありません。そんな標語もちょくちょく見かけましたが、きっとトラブルも多いのでしょうね。マナーは守りましょう。
そしてもう一つ、わたしを皇居ランへと駆り立てたのは、少し前にニュースになっていたトマトの自販機です(写真[2])。走路(というか歩道)にドドーンと缶ジュースの自販機と一緒に並んでいる姿を期待していたのですが、設置場所は半蔵門付近にあるランニングステーションの中でした。しかも地下…。おまけにアレだ。なるべく鮮度の高いものを提供するためには仕方のないことかもしれませんが、いまいち熟してる感じの薄いトマトが散見される。甘いのを食べたいのにな…。いや、ランナーは甘さを求めたりしないものなのだろう、うん。そして何より一個がデカイ。これでも“ミニトマト”に分類されると思われる“ちいさなももこ”という品種の袋を買ったのに、一口で食べきるのはツライ大きさなり。ましてや走りながらとかは完全に無理。汁が飛び散るか喉に詰まることでしょう。ちなみに一袋はちいさなももこが300円で、もう一つの一般的なサイズのトマト(高リコピントマト)が400円。うーん、一個のサイズも一袋の量も、ついでにお値段も利便性に欠ける、かな?! 袋の口がジップになっていて(写真[3])、いっぺんに食べ切らなくても持ち帰れるようになっているのは良いですね。まー、うちの旦那のようにトマトを背負って(あるいは手にぶら下げて)走ることが余儀なくされますけども。
そういうわけで今後も私は皇居ランナーであり続けるのか? うーん、たぶん二度と行かない(笑)。とにかく着替えるのが面倒すぎるのでした。あれは都心で働いている人たちが帰宅前にやる娯楽ですね。わざわざそれを目的に行くもんじゃない。一回やってみてよく分かりました。というか、想像どおりでした。そしてトマトの自販機は東京マラソンまでの期間限定のようです。試したい方はお早めに。