SFの自転車事情

2013年08月05日(月) 13:52

UXいろいろ, アメリカ縦横無尽, サンフランシスコ, モノ+コトの話

BICYCLES IN SAN FRANCISCO: I happened to find a “bicycle barometer” on the Market Street which seemed to have been installed in this spring to raise awareness of the positive impact bicycling has, though the barometer was not unfortunately on at that time. Also noticed how nice to have a parking lot for bicycles inside the gate of BART, since the risk of my bicycle being stolen becomes less, if I can park it there. Here is a flashback of a painful memory…

サンフランシスコの空港で、警備(警察?)のおっちゃんが自転車でウロウロしてるのを目撃し、軽く驚いた(写真[1])。うん、広いからね。急行できたほうがイイよね。日本ではあり得ない光景に、アメリカを感じました。

 

[1] 空港内警備も自転車で [2] SFのサイクリストカウント機 [3] 駐輪場は改札の中にある

サンフランシスコは坂の多い街です。しかもほんのちょっとした坂じゃない。うっかり何も考えずに道を選ぶと心臓破りの坂の連続で、本気で死にそうになる。だから自転車で行き交うには不向きな街だと思うのですが、一方で、環境保護に対する意識や健康志向が強い人たちが集まる街でもあります。そんなサンフランシスコの目抜き通り Market Street に、今年の春、“bicycle barometer”なる自動サイクリストカウント機が導入されたらしい(写真[2]/車道の緑色部分は自転車専用レーン)。たまたま通りかかって発見したときには残念ながら動いていなかったんですけどね…。週末でサイクリストが少ないときは動かさないのかな? でも常にONにしておかないと、カウンターとしての価値半減では? 記事よると、設置するのに70,000ドルもかかってるみたい。さすがベイエリア。余裕を感じる。

サンフランシスコには、BART や Caltrain といった電車を使って結構な郊外から通勤する人も多いから、自宅から最寄り駅までの足として使った自転車をそのまま電車に乗っけてサンフランまで来て、会社の最寄り駅に自転車を置いていくという人のために、改札の中に駐輪場があったりする(写真[3])。改札の中に置いておければ、外に駐輪するよりも盗まれる心配が減って嬉しいですねー。あ~、苦い思い出がよみがえる(笑)。

そんなわけで今回のサンフランシスコでは自転車事情を観察してみました。次に行ったときは、レンタサイクルでもして、カウントされる側を体験してみたいでーす。