注意すべきは2段目

2013年04月02日(火) 18:21

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話, ヒトについて

2nd STEP SHOULD BE NOTED: The notice says “Watch your step, as the floor is uneven.” It’s, however, not enough, because there are 2 steps. The notice implies there is only 1 step, but there are 2, which always makes me stumble over the 2nd step. The notice should say there are 2 steps.

近所のFamilyMartです。いつもお世話になっています。

 

[1] 近所のファミマの裏口 [2] 段差があります。2段 [3] 2段あるって書いて欲しー

出入り口が二箇所あって、写真は裏口に相当するほうです(写真[1])。足元に段差があるんです(写真[2])。危ないってお店の人も分かっているから、“段差に注意願います”とドアにデカデカと案内を貼っています(写真[3])。お店の中からも、外からも読めるようになっています。

配慮は十分…と思いきや、この注意書きにはまだ改善の余地があるのでした。写真をよくよく見てください。実は、段差は2段あるのですよー。“段差に注意願います”という貼り紙を見て、段差に注意しながら足を踏み出し、一段目をクリアした直後、二段目に突っかかるという大変残念な展開をこれまでいったい何度繰り返したことでしょう。いい加減、記憶に刻み込め!って感じではありますが…笑。

しかし、通い慣れた人はともかく、“段差に注意願います”という貼り紙を見て、段差は一段だと思い込むのはいたって自然なヒトの脳の働きだと思います。だから、段差は2段あるということを敢えて明示してあげたほうがイイです。というか、わたしが大怪我する前にぜひ、2段あるって書いてください。