MUJIのベビーカー置き場

2013年02月12日(火) 18:37

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STROLLER PARKING OF MUJI: A play space with a stroller parking has lately been introduced to a MUJI shop nearby, though they are rarely used. Maybe because the parking are located behind a wall of the play space. Mothers seem to be willing to keep an eye on their own stroller, and to have an easy access to it when needed. Nice idea of providing the parking, but pity not to have had some creative thinking.

ららぽーと豊洲にご存知、無印良品が入っています。そんなに大きな店舗ではありませんが、最近、店内の一角に“こども広場”が新設されました(写真[1])。男の子が、お母さんの見守る中、静かに遊んでいました。静かに。エライです。静かな子ども、好き。靴もきちんと靴置き場に置いてあって、イイ感じです。お母さんがきちんとした人なのでしょう。

 

[1] 新設されたこども広場 [2] 外側にベビーカー置き場あり [3] でも違うところに駐輪される

そんな他の家庭のことはどーでもイイのですが、わたしが注目したいのは、こども広場の囲みの外にあるベビーカー置き場です(写真[2])。なるほど、こども広場でお子さんを遊ばせている間、不要になるベビーカーをここに置いてくださいという店側の配慮ですね。うん、悪くない。店舗があまり広くないからこそ、子連れ客の多いこのお店では、こども広場と一緒にベビーカー置き場を設け、子連れではないお客様にも気持ち良く買い物をしてもらえるようにと考えたのでしょう。

しかし…、ベビーカーは、そんなお店の配慮をガン無視して、別の場所に置かれるのでした(写真[3])。これはこのベビーカーの持ち主がどうこうではなく、こども広場のデザインにひと工夫が足りなかったと言えるのではないかな? ベビーカー置き場は囲みの外縁になぞるように配置されていますが、こども広場の中から見ると“壁の向こう側”という印象です。盗難やイタズラなどの心配もありますから、しっかり見えるところに置いておきたい気持ちは当然です。加えて、ちょっと何かあったときにすぐ手を伸ばせる位置にあることも、お母さんたちにとってはきっと重要なのでしょうね。子どもを放置して、買い物に行くお母さん、あまりいないみたいで、一緒に遊んでいたり、入口付近で待機というケースが多いようですから、せっかくのベビーカー置き場は、このままあまり使われずに終わる可能性が高そうです。