豊洲ドームなるアート

2013年01月24日(木) 18:18

日本発信四方山話, 東京

TOYOSU DOME: Found an art while jogging. The notice board says this is a part of the art project which is to provide various views along the Sumidagawa river. It’s supposed to be a watchtower, but it contains only a few benches inside and no steps to go up. Art is art, and don’t expect any functions with it.

最近、ジョギングコースを微妙に変更しました。前後左右から吹きっさらす風があまりにも辛い晴海大橋を避けて、ららぽーと豊洲側の運河沿いを走ることにしています。で、通りかかることになる東京ガスプロデュースのガスの科学館がすてなーにの前に、どどーんと奇妙で微妙な建築物を発見です(写真[1])。最初あっさり走り過ぎたのですが、気になり過ぎたので二度目にガッツリ見てきました。

美術家・川俣正氏によるアートプロジェクト 東京インプログレス-隅田川からの眺め の一環として建設された3作目で、荒川区と中央区にお兄ちゃんがいるらしい。わたしが見つけたのは三男の“豊洲ドーム”のようです。

 

[1] そそり立つドームを発見 [2] 物見台…らしいけど [3] 見上げることしかできません

“期間限定の物見台から東京の水辺の風景をお楽しみください”って書いてあるし、禁止事項の一つ目に“外側からよじ上ること”という記載もあるし(写真[2])、とうぜん内側からは登ることができて、水辺の風景を少し高いところから気持ち良く見渡せるんだと期待したのですが、中に入ってビツクリ、壁際にベンチが並んでいるだけでした(笑)。見上げると(写真[3])、雲がサーっと流れていったり、時おり鳥が横切ったり、まぁまぁ和みます。しかし水辺の風景は見えません。すき間から覗き見る的な行為が推奨されるのでしょうか? アートに機能を求めるな…という教訓でしょうか?