2012年9月読書記録
2012年10月15日(月) 16:29
本&映画の紹介8月に読んだ本をシレーっと2冊ばかり混ぜてあるにもかかわらず、合計8冊か-。少ないな。しかも電車内読書が中心になってしまったので文庫サイズで手軽な小説が中心。緩い。学びが足りない。ちょっとチョイスを考えよう。
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2853ページ
ナイス数:15ナイス
ブラックアウト 上 (角川文庫)
イタリアとスウェーデンで発生した停電を皮切りにヨーロッパ全域を巻き込む大停電勃発。イタリア人の兄ちゃんがテロ攻撃であることに気づいて上申するけど、なかなか信じてもらえなくて云々…と物語は始まります。人々がどんどん醜くなっていくのが読んでいてとても不快。世のため人のために孤軍奮闘する主人公がイタリア人な点に軽い違和感あり(イタリアの方、スミマセン)。著者はドイツ人みたいだけど、どうして主人公をイタリア人にしたのかってあたりを聞いてみたいです。とりあえず下巻へつづく。
読了日:9月3日 著者:マルク・エルスべルグ
都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代 (oneテーマ21)
内容を思い出せない感じです(笑)。
読了日:9月6日 著者:速水 健朗
ブラックアウト 下 (角川文庫)
終わりは殴り合いかよっっっ。ちょっとビックリし過ぎて、しばし呆然としました(笑)。良い流れでエンディングに向かっていたから尚更脱力感が高くなったな…。ちょっと大風呂敷を広げ過ぎたんじゃないの? うまい落としどころが見つからなくなっちゃったに違いありません。そういうわけで、美しいゴールを期待せずに読むことをオススメします。
読了日:9月8日 著者:マルク・エルスべルグ
カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫)
阿部寛さんが演じるタケを想像しながらスラスラスラ~っと読みました。テツには完全に騙されましたけどね。確かに映画向けのお話だなっと思いましたが、映画を観る必要はないかなっとも思いました。そんな感じ。
読了日:9月10日 著者:道尾 秀介
人に聞けない大人の言葉づかい (中経の文庫)
深イイです。「文字を読むには、視線と直角に交わる線が手がかりになる」なんてー、考えたこともなかった。ふむふむ。敬称として使われる“殿”と“様”の由来と違い。なんと! “お”と“ご”の原則って分かってるようで分かってなかったかも…。締めの一言が心に響きました。「紳士、淑女は、心してことばをつつしむ。」 なんとなく、しっかりしよー!という気持ちになりました。
読了日:9月12日 著者:外山 滋比古
死都ゴモラ—世界の裏側を支配する暗黒帝国 (河出文庫)
なんか、違った。期待したほどではなかった。人、死に過ぎ。ノンフィクションなんだからそこに異論を唱えても仕方ないけど、土地勘なさすぎて、人名と地名の区別も大変だし、地図とか人物相関図とか出してくれたらもうちょっと読みやすかったかもね…。とにかく疲れた。イタリアマフィアの世界を知る必要なんて欠片もないのに、どうして読んでみようと思ったんだろ? 読了した自分を褒めてあげたい。
読了日:9月15日 著者:ロベルト サヴィアーノ
あなたのまわりの「コミュ障」な人たち (ディスカヴァー携書)
うつ病とか適応障害とかパーソナリティ障害とか社交不安障害とかアスペルガーとかADHD(注意欠如多動性障害)とかをひっくるめる“コミュ障”なる言葉が生まれてしまっている昨今。当の本人はもとより、コミュ障な人が周りにいて困っている人のための理解や対応の仕方を指南する、意外にもさらりと読める一冊です。まー、読めたからといってすぐ行動に移せるとは限りませんけども。わたしも余裕があるわけではありませんので、困った人に合わせていくのは無理だな…、冷たいようですが。余裕のある方々にお任せしたいと思いました。
読了日:9月19日 著者:姜 昌勲
生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)
イイ本です。くだらない相談の数々をばっさばっさと切り倒していく爽快感を味わえます。中にはマジメな相談もありますが、どの相談にも意外な角度から突っこんだり、吠えたりしてくれるので飽きません。疲れたときの気晴らしのどうぞ。
読了日:9月28日 著者:西原 理恵子