道東の美味たち
2012年09月08日(土) 18:40
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 北海道, おいしいモノの話DELICIOUS SEAFOOD IN HOKKAIDO: If you are a seafood lover, Hokkaido is definitely a must place to go. I don’t think I need to explain the pictures. You can just enjoy them, and imagine you are facing with the dishes. Mouth-watering?
道東旅行で食した美味たちを紹介しようと思って写真だけ用意していたのが放置状態でした。東京に戻ってすでに2週間が経とうとしているのに…。写真を見たら、日々の食生活が貧相で悲しくなったけど、でも美味しい記録を残すのも私の義務である(と勝手な責任感)ってことで今日はそんな美味しい話。
幻想的なトドワラのある野付半島周辺の海は、北海シマエビの生息地として知られています。明治時代から伝わる打瀬舟を使って、初夏と秋の2回、漁の許される限られた期間にのみ水揚げされる貴重なエビで、すんごく美味しいのだ。浜茹でした北海シマエビの冷凍モノならオンラインショップとかでも買えますが、新鮮な北海シマエビをまるごと揚げてご飯にのせた北海シマエビ天丼は尾岱沼まで行かないと食べられないのですよー。ってことで写真[1]がその北海シマエビ天丼。食事処白帆さんでいただきました。ちなみに旦那はホタテ天丼を注文しましたが、写真で見るとなんの天ぷらかまったく分からない感じだったので省略します。
トドワラを堪能した初日は、中標津町のビジネスホテルに宿泊したのですが、その近所にある居酒屋とっくりははっきり言ってめっちゃ当たりでした。大将に勧められるまま注文しまくったお魚たちはいずれもハズレなし。写真[2]の左上から時計回りに、生鯖のちょっと〆め、やっと獲れはじめた秋刀魚、厚岸の牡蠣、そしてその甘さにビツクリしたホタテです。中でも、牡蠣が死ぬほど美味しかった。牡蠣好きだからあちこちで食べてきましたが、絶対に今までで一番。旦那はいらないっていうから自分の分だけ注文したんだけど、「やっぱり一口ちょうだい」って言うから仕方なく分けてあげたけど、がぶりと半分くらい喰われたら泣けるから「ちょっとだよ。ガブリっていったらダメだよ。一口だよ」と念を押してたら大将にめっちゃ笑われた。鯖もほんとにすんごく美味しかったんです。大将が、「脂がのってるから、ワサビをたっぷりつけても全然辛くないよ~」って言うから、ホントかよ?と思いつつワサビてんこ盛りで食べてみたら本当にまったく辛くなくて、いやそもそも、脂ののった新鮮な魚はワサビの辛みを消すってことを知らなかったんですけども…。ちなみに同じワサビで他のお刺身たべたらめっちゃ来ました。泣けました。ワサビも本物でした。
そして写真[3]は、知床半島の玄関口、ウトロにある知床料理の店一休屋で食べたハーフ丼(上)と親子丼(下)です。まー、これは、絵的なインパクトで人気を集めること間違いありませんが、庶民にはなかなかに値の張る(特にハーフ丼)ランチです。しかしこういうところに行くと“せっかくだから病”を発症し、つい食べずにはいられなくなるんですよねー。
いやとにかく、やはり北海道はウマイってことで終わり。