グラスにすべき

2012年07月28日(土) 12:17

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話

PLASTIC CUP VS. BEER GLASS: This shall affect the user satisfaction materially, I think. We visited a newly opened pub run by Kirin Brewery, offering its new beer with beer frozen sherbet on top. The plastic cup easily absorbs the warmth of a human hand, which is not good for icy beer lovers like us. It doesn’t take much for us to drink a cup up, but we found there were many females who couldn’t drink it all. To promote the beer itself rather than the pub, the beer should be served in a glass than in a plastic cup.

FRISK BOXがあまりにも残念だったので、お口直しに、大手町にオープンしている一番搾り FROZEN GARDEN 東京へ行ってみました。仕事帰りに一杯ひっかけよーというお客様が列をなしていて軽くビックリ(写真[1])。

 

[1] 仕事帰りの人の列が… [2] プラカップに注がれて残念 [3] 長居を誘うメニューは不要

はじめて一番搾りフローズンを呑んだのは今年の4月。まだ少々肌寒い日のことでした。キリンビールが独自に開発した“凍結攪拌技術”なるものにより実現したフローズン状の泡で、水ではなくビールをマイナス5℃に凍らせたシャリシャリシャーベットが“フタ”の役目を果たし、ビールの飲みごろ温度を約30分もキープしてくれるっていう驚きの代物です。しかし、真夏日でもホントにビールのヒンヤリをキープしてくれるのかどうかを確かめないと!とか、ビール通は思うわけです(ウソ。単にビール飲みたいだけ笑)。

で、今回おとずれた一番搾り FROZEN GARDEN 東京で700円も払って手にした1パイント(570ml)の一番搾りフローズンは、残念ながら“プラカップ”に注がれていました(写真[2])。コレ、けっこう影響あると思うんですよねー。カップを持つ手の温度が伝わりやすくなってしまうから。

まだ肌寒い4月に居酒屋で呑んだ一番搾りフローズンは厚手のグラスに注がれていました。ビール味のシャーベットがシャリシャリする感じが長らく続いて満足度は高かった。しかし、最高気温が35℃を超えた日の夕方に手にした一番搾りフローズンは、ペラペラのプラカップ。忙しいせいもあると思うのですが、泡の盛り方もちょっと雑だったし、フタの役割を果たすはずの泡はみるみる溶けていってました。わたしら呑むの速いので(笑)最後までかろうじて泡が残っていたけど、お喋りしてる間に泡は消え、普通にぬるくなってしまったビールを大量に飲み残している女性客を多数目撃。あー、もったいない…。

というわけで、せっかくだからプラカップをグラスに改めることを提案します。それに、食事メニュー(写真[3])ももっとおつまみ系でサクッと食べ終わるもののみにして、泡が溶けるほど長居はさせない!って方針を密かに打ち立てるべきかと…。FRISK BOXと同様、これも来年に向けての課題ですね。