今さら…ボジョレーの話

2012年02月06日(月) 20:12

UXいろいろ, 日本発信四方山話, ヨーロッパ所々方々, 東京, フランス, モノ+コトの話

TRIAL?! PACKAGE FOR BEAUJOLAIS NOUVEAU: French wine company or winery exported this pouch style Beaujolais Nouveau in the last season. This eco style package makes it easier to transport, carry, open, reseal, and dispose. This will certainly make it possible to keep the quality of the wine, but I wonder if we would have the similar style Beaujolais Nouveau this year again.

もう随分と日が経ってしまいましたが、昨年の秋、ボジョレーが解禁になって酒屋に赤ワインがわんさか山積みになっていた頃、レジの脇で興味深いパッケージの赤ワインを発見しました(写真[1])。スポーツドリンクみたい(笑)。でもお酒です。

 

[1] スポーツドリンクみたい… [2] 空輸のしやすいパッケージ [3] いろいろな恩恵があるとか…

裏面(写真[2])を見て、原産国を確認すると、おフランスでしたー。ビツクリ。そしてそのおフランスのメーカーが主張するこのパッケージのポイント(写真[3])は…

・持ち運びのしやすさ
・多少の衝撃には壊れない頑丈さ
・開けやすさと再封できる点
・ゴミになったときの手軽さ

だそうです。コンパクトになった分、空輸しやすくなったため“空輸品”であることもさり気なくアピールされています(写真[2]をよーく見てね)。ヨーロッパから船便で日本へ届けられるワインの多くは赤道を二度も通過する羽目になるから、その過程の環境変化でワインの味が落ちる(っつー話です)。それを防ぐには空輸が一番。でも従来のパッケージ(つまり瓶)だとコストが嵩むし、数もかなり制限される。ってことで発案された(んだと思う)このパッケージは、果たして今年のボジョレーの季節にも届くでしょうか?ちょっと楽しみ。とりあえず、もう少し美味しいワインを入れてもらわないとなーって感じもしましたけども。