四国食べ比べ

2012年01月04日(水) 16:34

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 徳島, 愛媛, 高知, おいしいモノの話

DELICIOUS FOODS IN SHIKOKU: Shikoku island is surrounded by ocean, and blessed with an abundance of seafood. Our trip to Shikoku was full of pleasures of the table, as you see in the pictures. To be sure of having a table at a popular restaurant with locals, we strongly recommend you to book first. That’s what we learned from the trip to Toyama last spring, and we did a good job this time.

内需拡大という大義名分(=建て前)で昨年の春に訪れた富山での反省を活かし、今回の四国旅では、事前にお食事処を丹念にリサーチし、出発前に予約を済ませるという気合いの入れっぷり。富山で学んだのは、地元の人たちに人気のお店に観光客が入り込もうとすれば、予約が必須だということ。そして、ゴールデンウィークや年末年始など、都心からのUターン客が多くなる時季は、現地入りしてからの予約では間に合わないということでした。

 

[1] 愛媛県内子での美味 [2] 高知県高知で土佐料理 [3] 徳島県徳島でも魚三昧…

愛媛県内子では、宿泊した町屋別荘こころのご主人もオススメの(えのき)というお店で豊後水道で獲れる海の幸を堪能しました(写真[1])。鯛のお刺身はぷりぷりで最高だった。〆に食べた鯖寿司なんてお代わりしたいくらいでした。このお店に限らず、松山県内の飲食店では、どこに行ってもレモンの代わりにミカンが添えられて出てきます。さすが愛媛。これが県境を越えると酢橘になったり、柚になったりするんですね~、面白い。

高知では、座屋(いざりや)で土佐料理を満喫しました(写真[2])。土佐といえば鰹ですよー。わさびとニンニクのスライスを添えて食べる炙りたてほやほやの鰹は本気で美味しかったです。写真撮るのに夢中になっていたら、お店の方に「とっとと食えー」と(もっと柔らかい表現でしたが)言われてしまった(笑)。他にも、ウツボの唐揚げに四万十青さ海苔の天婦羅も美味しかったなぁ。お通しとして最初に出てきたチャンバラ貝なる奇妙な風貌の貝も美味でした。座屋さんは、実は東京銀座と神戸にも姉妹店があるそうで、同様の土佐料理(魚や野菜を毎朝空輸しているそうな)を楽しめます。でもねー、銀座は高いっぽい。あの鰹をもう一度食べたいけど、誰かお金を出してくれる人と一緒じゃないと行きにくいくらいに高いっぽい。虎視眈々とチャンスを狙いたいと思います。

最終日には、徳島の寂れた繁華街の一角にある活魚水産へ行きました。年内最後の営業日だったらしく、続々とお客さんがやってきて、予約のない方々は多数残念な思いをされていました。予約しといて良かったー。店名に“活魚”と冠するだけあって、お造りがすっごい美味しかった。二人だと食べても3品くらいしかオーダーできなくて本当に残念です。おまけに、さすがにお刺身に飽きてきたりもしてまして、阿波和牛の焼き肉とかオーダーしちゃってるし(笑)。でも、お肉も美味しかった。だから満足。店員さんに聞いてもすぐに答の出てこない“ががね”なるお魚の唐揚げ(写真[3]の右上)もオススメです。

というわけで、こうやってブログを書きながら写真を眺めるだけで口の中が唾液でいっぱいになってしまうくらいに満足のいく四国旅の食事情でした。次はどこで食い道楽しましょうかね~。