ラベルの上か下か

2012年01月23日(月) 15:28

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 徳島, サインやUIの話, モノ+コトの話

NEEDS A BETTER MAPPING:At most of the Japanese traditional Onsen Ryokan, both hosts and guests do not care about the fact the slippers are mixed up with others’. But I do. Iya-bijin, where we stayed in Tokushima prefecture, provides a labeled space for each room. But unfortunately, the label doesn’t say clearly which, above or below of the label, is the space for my room. A down-arrow will be the easest solution for a better mapping.

わたし、プチ足裏潔癖症なんです。だから、温泉旅館の大浴場とか行ったあと、裸足で履くスリッパが誰か他の人のものと入れ替わるのがかなり嫌。下駄箱の隅っこのほうにコソッと置くんだけど、ちゃっかりそれを履いて行ってしまう無法者が必ずいるんだよね。なので最近は、スリッパや履き物を脱衣カゴやロッカーまで持っていくようにしています。写真[1]の感じ。

 

[1] 普段はロッカーに下足持ち込み [2] 部屋ごとに下足入れ [3] ラベルの上か下か分かりにくい

徳島県で利用した祖谷美人というお宿は、お部屋が8つしかないこぢんまりとしたところでした。夕飯の会場へ行くと、スリッパを脱いでお部屋へ入るように言われました。夕飯をたらふく平らげて満足したわたし達は、部屋へ戻りさらにまったり過ごそうとするわけですが、そのとき、先ほど脱いだスリッパが下足入れに収納されていることに気づきます(写真[2])。わたし達のお部屋“百合の岳”の下足入れに、スリッパが一組しかなくてアレ?と、思いましたよね、あなたも。答は簡単、引いて見れば分かります(写真[3])。ラベルの下段にある二組のスリッパが“百合の岳”に泊まっているわたし達のスリッパなのでした。

ラベルを「百合の岳↓」とするだけで、この対応づけはずっと簡単になるのになー。
ラベルの作り替えが難しいなら、せめて、板の下の端にラベルの下端を合わせて貼るとかくらいでも多少の改善になりそう。