2011年10月の読書記録

2011年11月08日(火) 08:59

本&映画の紹介

10月はあまり読めませんでした。なんでだろ? 家仕事が多かったからかな。あと、夜、眠い(笑)。最近、明け方に目が覚めてしまって読書をすることが増えてきたなーってことは、年、ですかね? Norman本、業界人にはお勧めです。TOKUGAWA 15は、大河ドラマ見てる人にオススメ。腹、よじれます。

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2129ページ
ナイス数:23ナイス

ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫) ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女 (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
事件の真相が見え始めたあたりから止まらなくなりました。ジャーナリストとしての倫理観と最後の最後で向き合うことになるミカエルの苦悩を思いつつ、でもドラゴン・タトゥーの女を救い損ねるラストの件とかちょっと許せなかったり(笑)。こういう終わらせ方をしておいて、どうやって第二部に繋げるのかとか、楽しみで仕方ない。待ち遠しいです。
読了日:10月29日 著者:スティーグ・ラーソン

TOKUGAWA 15  徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本 TOKUGAWA 15 徳川将軍15人の歴史がDEEPにわかる本
面白すぎた。家督を継ぐことの重さ、周囲の人間の欲深さ、コンプレックスが生む歪んだ心理とそれに伴う行動、知れば知るほどもっと知りたくなったから勉強しちゃったという著者の気持ちが、これを読めば単純に分かる。高校の日本史教科書に採用!には絶対にならないから、参考書として各自買うべし。とりあえず、姪っ子にプレゼントかな。
読了日:10月24日 著者:堀口茉純

ピース (中公文庫) ピース (中公文庫)
書店のPOPに煽られて衝動買いした感じですが、まーまーレベルかな。日航機の事故のこととか知らない世代(わたしもそれほど詳しくは知りませんが)には犯人の闇を想像するのは難しいかも? 忘れないことも大切だけど、過去を引きずってばかりでは誰も幸せにならないよな…とか少し考えさせられました。
読了日:10月22日 著者:樋口 有介

複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦 複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦
“アフォーダンス”改め”シグニファイア”はすっごく賛成だ。これでとても説明しやすくなる。もう一つ、ユーザーを甘やかすデザインなんて必要ない…らしきことを言ってくれちゃってる。UCDを提唱するにあたって、悪しきはデザインする側だとしてきたけれど、ユーザーのほうも学ぶ努力、使う努力をしなさいよ!とな。うん、これも大事ですね。ただ闇雲にシンプルを希求することが必ずしも幸せには繋がらないってこと、事例を交えて分かりやすく解説してくれています。
読了日:10月20日 著者:ドナルド・ノーマン

ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) ハーモニー (ハヤカワ文庫JA)
身体の管理を外注し、テクノロジーと生府任せにする日が来るなんて…あり得ないと思いつつ、ありそうとも思う自分がいたり。それにしても、伊藤計劃が死と向き合い、死へ向かい歩を進めながら描いた未来は、コワイ。自殺が減り、いじめが完全に取り締まられ、ストレスを感じることなく送られる日々は、確かにわたし達が(倫理的に)今、望むものに近いような気がするが、そんな日々が幸せそうに見えない。欲深い人類の行く末が、やっぱりコワイと思ってしまう気持ちの悪い読後感です。
読了日:10月13日 著者:伊藤 計劃

月経をアンネと呼んだ頃―生理用ナプキンはこうして生まれた
当初は水洗トイレに流せるものを作ることが至上命題だったようだが、そうか、こういう経緯で流せないものが定着することになったのか…。悔しい! 利益追求に走る悪しき企業はいつの時代もいるってことで。それにしても、坂井女史がなぜ昔を語りたがらないのかが気になる。よっぽど嫌な思いをされたのでしょうか? 何にせよ、ナプキンやタンポンを普及させてくれた彼女に現代の女性を(勝手に)代表してお礼を述べたい。
読了日:10月05日 著者:田中 ひかる

雪国 (新潮文庫 (か-1-1)) 雪国 (新潮文庫 (か-1-1))
出だしのインパクトがやはりスゴイ。”国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。”その後、感情と風景の描写が絡まり合いながら、淡々とというか、軽快にというか、そのどちらも当てはまるような軽妙なリズムで展開していきます。こういう終わらせ方ですか…。切ない。
読了日:10月03日 著者:川端 康成