Bear Canyon Trail

2011年09月23日(金) 23:25

アメリカ縦横無尽, ボルダー

ANOTHER HIKING IN BOULDER: On our last day in Boulder, we went on hiking again. Happened to see a warning which tells that a bear was seen around on August 14, found a deer close to the trail, and saw no people for a long while, which made me feel afraid of being there a lot. It was also really tough to climb up that height, up to about 1,960 meters. We gave up at a certain point finally. Well, there has been no post regarding the conference so far, it is because the height made us drunk with a very short amount of beer every night. I will try to provide some abstracts of the talks and discussions held at EPIC 2011 shortly.

Boulder最終日、地元の人がオススメしてくれたトレイルへハイキングに行きました。わざわざバスに乗って。運転手さんに「Bear Canyon Trail(ベアキャニオントレイル)の入り口で降りたいんだけど…」と言ったら、「そんなトレイル、知らない」とあっさり言われてしまい、ハイキングマップとバスの路線図とGoogle Map上の現在地情報を必死で見比べながら、なんとかトレイルの入り口近くでバスを下車。高級住宅街(かどうかは分からないけど、とにかく半端じゃない大きさの家々が並んでいました)の中にこっそり現れたトレイルの入り口からハイキングをスタート…した途端に、“8月14日に熊が目撃されたので、別のトレイルを歩くことをオススメします”的な案内に遭遇(写真[1])。ビビる。

 

[1] なんと、熊が出たとなっ [2] 日向ぼっこ中の地元の人 [3] 最高到達点からの眺め

そのまた直後に野生の鹿が藪の中で草を食んでいるのを見かけ、鹿がいるってことはそれを狙う熊がいてもおかしくない…とか思ってしまい、心配になったのでiPhoneでシンディーローパーとか大音量で流しながら歩くという趣も何もないハイキングとなってしまいました。その心配に追い打ちをかけたのは、すれ違う人の姿がほぼ皆無ということ。キレイに整備されたトレイルだけど、あまりにも人間の姿が見えなくてすごく心細かった。かなり上ったところで日向ぼっこをしている二人連れ(写真[2])を見かけたときには、抱きつきたくなるくらいに嬉しかったもんねー(笑)。

あと、やっぱり高度が辛い(写真[3]/最高到達点からの風景)。結局、1,960メートルくらいまで上ったあたりで、息切れが半端なくなって、少し頭痛もしてきたので、潔く引き返すことにしました。本当は、BoulderやDenverの町々を見下ろし、ロッキー山脈を見渡せるポイントまで頑張りたかったけど、そういう無理は高地ではよろしくないと、素人ながらに(というか素人だからこそ)思いましての決断です。下山するのは楽々だったけれど、帰りのバスで爆睡してしまうくらいに身体はクタクタでした。

夕方、ダウンタウンに戻ってから余裕があったらジョギングしようね!なんて言っていたのに、そんな体力も気力も残っていなかった。高地おそるべし。ちなみに、学会の話がまったく出てきませんが(笑)、高地ではアルコールのまわりも早いらしく、少量の(ホント)飲酒(と学会の疲労)で毎晩速やかに就寝していました。帰国してからゆっくりと、少しずつ報告していきたいなーと(今は)思っています。