日本語がイケテナイ

2011年07月13日(水) 18:57

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, サインやUIの話

BAD LOCALIZATIONs: Ugly line breaking from Google+, awful machine translation from Skype, and funny option titles from HP. They should have quite a few Japanese native employees, but these tiny mistakes in localization are always ignored, so I keep reporting on behalf.

某BarのメニューにあったJapalishは酷かった。でもまぁ、小さなお店だし、メニューもきっと自給自足なのだろうし、ちょっとその辺を歩いている(またはお店に来た)外国人をつかまえて英語をチェックしてもらうくらいのことをしても良さそうではあるけど、社内でネイティブスピーカーを調達できないという現状を考えると笑って許してあげる気にはなる。

で、あまり笑えない大企業三社に、今日はツッコミます。

 

[1] 醜い改行だな〜 [2] 機械翻訳か? [3] 微妙に会話成立

まずはGoogle。運良くGoogle+の招待状が来たので、ちょこっと使ってみています。友達が少なすぎて非常につまらない空間と化していますが、これまで地道に作ってきたPicasaのWebアルバムを共有しやすくなるという機能にはいたく関心を持っております。で、どんなもんかと写真のところ見に行ったら、写真[1]の説明が表示されました。これまでも何度も書いてきましたが、こういう醜い改行は嫌なのだよ。文字サイズを落とすとか、友だちを友達にしたり、ユーザーをユーザにしたりすれば一文字くらい押し込めるのでは?とか思っちゃう。いやしかし、Google+はまたお試し中だから、最終的には直る(だろう)ってことで終わり。

続いて、姪っ子宅でめでたく開通となったSkype。久しぶりに起動したら、ゲームとかいうコンテンツが増えていて、それを案内するダイアログがディスプレイの右下に表示されました(写真[2])。全般的に日本語がいまひとつですが、何よりもマズイのは「私は後で思い出させる」っていう二つ目のコレ。Remind me laterとかの直訳かな? こうなると人間ではなく機械が訳したのをそのまま使っているのではないかとさえ疑ってしまう。人が訳していたらゴメンナサイ。

最後はいちばん笑ったヤツ。仕事や出張の際に持ち出すノートPCが、さすがに古くてもう色々我慢がならないってことで、最近HPのを新調したのですが、そのセットアップで遭遇した画面です(写真[3])。「特典、サポート更新、イベントニュースなどをお知らせしてもよろしいですか?」の問いに対する答えの選択肢が、「はい」と「いい」になってる(笑) 微妙に会話が成立しちゃっててオカシイです。おそらく「いいえ」と表記されるはずだったけど、枠に入り切らずに改行されちゃって、「いい」になっちゃってるってことでしょう〜。

Googleも、Skypeも、HPも、日本人の社員けっこういるのではないかと想像するのですが、やはり大企業の弊害(縦割り)でこういう地味なツッコミは社内で上がっていかないのでしょうか? 仕方ないから、私が代わりにコツコツと突っ込んでいくことにしよぉと思います。