対応づいた皿

2011年06月17日(金) 16:37

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GOOD DESIGN AT A RESTAURANT IN GINZA: The saucer to serve deep-fried foods is designed to associate with the saucer to serve seasonings. I think this is a great design, knowing guests are sometimes busy to chat, and forget the recommended seasonings for a dish.

銀座を旦那とブラブラして、例のエクストラコールドBARでほろ酔い気分になり、勢いでそのまま外食決行!となって、手近にあった串揚げ屋に入ってみたりなんかしました。ホント言うと、行きたかった銀座野菜蔵JIMIというお店が予約でいっぱいだったので、同じビルの別のフロアに入っていたお店旬’sに事前チェックなしで乗り込むというチャレンジをやってのけたのでした。

 

[1] 5種類の調味料から選べます [2] 串揚げを載せる皿と対応づけ

案外というか、普通に美味しくて満足。揚げ物って家ではほとんどしない(できない…というのが正しいかもしれん)ってのもあって満足度は高かったです。調味料は左から、ブレンドソース、梅ソース、醤油たれ、塩、レモンの5種類(写真[1])。自分でいろいろ選べて楽しいのもありますが、それだけでなく、揚がった串を並べる油切り皿が、調味料ののった皿と対応づくようになっていました(写真[2])。いちばん左に置かれた串はブレンドソースで、いちばん右に置かれた串はレモンを搾って、という具合に、いちいち考えるのが面倒くさいっていう私のような横着な客も楽に串揚げを楽しめるようデザインされていたのです。

串揚げを持って来て、皿に置き、「塩でお召し上がりください」なんてシェフが教えてくれるのが普通だと思いますが、お喋りしてる間に「塩だっけ? ソースだっけ?」とオススメを忘れてしまって、適当にいつも塩で食べることになる…なんて事態を、このバッチリ対応づいた皿が回避してくれます。やっぱり対応付けは大事だぁ(笑)。