100円分くらいこぼれた
2011年06月30日(木) 14:58
日本発信四方山話, 北海道, 東京ONE THIRD OF THE DRINK TURNED A PACKET OF CANDIES AND 2 POKEMON POSTCARDS: Lately, ANA does offer some expensive drinks and snacks on board, and I tried one of those soft drinks on the way to Sapporo. Bacause of a CA’s tiny mistake, I missed to drink it up, and the CA gave me the candies and cards as a token of her apology. Even my teenage nieces don’t want them, though.
札幌へ向かう機内。なぜかガラガラで、隣も空席。思いがけず悠々とした空の旅となりました。すっかり気分のよくなった私は、普段なら無料のドリンクしか飲まないのに、奮発して300円もするしおサイダーなる飲み物に手を出してしまいました(写真[1])。塩っ辛い奇妙な味がするのかと期待して飲んでみましたが、サイダーってことで普通に甘かったです。ただ、後味に少し塩気があったような、先入観がただそう思わせたような、そんな微妙な感じ(笑)。
読書をしながらもたもた飲んでいたら、飛行機が降下を始めたらしく、CAが空いた瓶を片付けても良いかと聞いてきました。断る理由はないので快諾すると、CAが瓶をテーブルから持ち上げたその瞬間に、テーブルの上に乗っていたサイダー入りのコップが、スルスルスルーと前方へ滑り、ジャッパ〜ンと逝ってしまいました。100円分くらいはこぼれたね…(泣)。瓶の重さで微妙に成立していたバランスが崩れて、コップが滑り出してしまったようです。そんな事故を防止するために、テーブルには丸い穴があいていて、コップはそこに差し込んでおくことが推奨されますが、あの穴からコップを引っこ抜くのって何気に面倒だから、テーブルの上にただ置いていたのでした。そう、悪いのは私です。
でも、事態を未然に防げなかったCAがとっさに言った一言が微妙に気に入らなかった。「すでに降下を始めていて、テーブルが前に傾いていたのだと思います」とな。飛行機が降下を始め、機体が多少前のめりな角度になっていることは、着席している私はあまり体感しない事実なので、そういうことはCAのほうで気を配っていただきたいものです。テーブルが前に傾げている可能性を踏まえて、瓶を持ち上げる前に、サイダーの入ったコップを定位置(穴)に差し込んでくれるだけで120点だったのにな。いやしかし、これがユナイテッドやアメリカンだったら、何やってんのよ、このトンマな客は?!みたいな雰囲気で睨まれて終わりになるだろうから、私のズボンや靴にかからなかったかどうかと心配し、こぼれた床をキレイに拭いて、私にもお手ふきをくれたANAのCAは十分レベルの仕事っぷりだったと言って良いでしょう。
新千歳空港に到着して降りるときに、お詫びといって飴の詰め合わせとポケモンジェットの絵はがきを2枚くれました(写真[2])。いらねーって感じだったけど、姪っ子にあげようと思ってもらっておいた。しかし姪っ子にもいらねーと言われた。そう、彼女たちはもうティーンエイジャーなのだった。