生鮮食品を買おう

2011年03月17日(木) 17:56

UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, ヒトについて

我が家から徒歩5分くらいのところにあるジャスコ東雲店は、東京都内で4番目だか、5番目だかに大きな売り場面積を誇る24時間年中無休の巨大スーパーです。立派な駐車場も備えているので、この辺だけではなく結構遠くから足を運んでいる人もいるっぽい。地震の翌日、3月12日に行ってみたら、写真[1]のとおりレジには長蛇の列が出来ていました。レジ待ちで1時間くらい。横入りとかで争いになるケースは見られなかったように思うけれど、家族連れで来て、一人が列に並び、他の人が売り場を歩いて買いたいものをとってくるという戦略をとるお客さんばかりで、わたしが並び始めたときにはほとんど空だった前の人のカゴがみるみる増えていき、おまけにカゴをもう一つ増やしたのを目撃したときにはなんとなく納得がいかなかった。けど、うちの旦那にもトイレットペーパーを取ってきてもらったりしたから同罪。次からはそういうズルをしないようにしよう!と密かに誓ったのでした。

 

[1] 地震翌日のレジ待ち列 [2] 地震5日後カップ麺売り切れ

冷蔵庫の中身がすいぶんと寂しくなったので、昨日またジャスコへ行ってみました。ニュースでも報じられているとおり、カップ麺を筆頭に、乾麺とかパンとか、すぐに食べられそうなものと、あとお菓子類も保存がきくってことでだと思いますがほとんど無い状態でした。写真[2]はカップ麺売り場の様子です。

肉・魚・野菜などは、物によっては入荷していないらしきものもありましたが、比較的良好な品揃えでした。納豆とか豆腐とかも品切れてて少し驚き。調理をせずに食べられるから買っておくと安心ってことなのかな? この辺はライフラインが完全に復旧しているし、計画停電からも外れているんだから、みんな調理しろよっ…とか一瞬思ったりなんかしたけれど、うちから少し東に行ったところにある千葉県の浦安あたりでは下水道がダメージを受けたらしく、復旧に時間を要しているような話もちらほら。ジャスコで買いだめをしている人たちが全員、うちと同じように恵まれた状況にあるとは限らなくて、本当に困ってカップ麺を買ってる人もいるかもしれないってことは大事な話。

目についた範囲で状況を理解したつもりになって非難をするのは簡単なことだけど、それは自分が正しく状況を認識できているとただ思い込んでいるだけで、自分の理解や知識が及ばないこともあるってこと、頭の片隅に置いておかなくちゃいけないな…と、ぼんやり思う今日この頃です。昨日、マスコミの非難を少し書いたような気がしなくもない…。いかん、反省しよぉ。マスコミを一括りに捉えて非難をしちゃダメだ。がんばってくれてる人もいる。それも間違いのない事実。

でも買いだめはダメ。1年間の海外専業主婦生活で磨きをかけた腕にさらによりをかけて、しばらくはお料理がんばりたいと思います。