上海で見上げてみた
2011年01月29日(土) 21:26
アジアのそこここ, 中国上海では雪が積もっていたので、つい足下ばかりを見て歩いてしまっていましたが、歩道の雪がすっかり溶けた日の朝、ふと少し上を見上げてみました。
1階にはお饅頭やパン(みたいなの)を売るお店が建ち並ぶ中山公園裏手の通りです。いつもホカホカのお饅頭が美味しそうだなぁ〜なんて思いながら歩いていたのですが、ふと上を見上げると上層階にある各戸の窓からごっつい鉄棒がにょきにょき出ていました(写真[1])。一瞬なんだか分からなかったけれど、少し歩いたところのマンションで答えを発見。洗濯物を干した物干し竿を窓からズイズイっと出して、鉄棒の先に引っかけるという仕組みのようです(写真[2])。雪が降るほど冷え込んでいる中に濡れた洗濯物なんか干したら凍ってしまうのではなかろうか…と他人の家のことながら心配になる光景でした。
もう一つ、空を見上げていて見つけたのは信号機(写真[2])。さすが中国、自転車(二輪車)用の信号が車(四輪車)とは別に用意されていました。車道脇に自転車道があるのは当たり前ですが、もう一つの自転車大国オランダの自転車道とは比べものにならないくらいの幅が自転車に使われていました。ちょっとボケっとして後続車の邪魔になろうものなら、追い抜きざまにもの凄い剣幕で怒鳴られるという仕組み?!(笑)のようです。とにかくクラクションの音が絶えないウルサイ街だったという印象がいちばん強いかな。
そんな同じアジアだけれど、でもやっぱり少し違う…と感じてしまう中国は上海の様子を撮った写真をWebアルバムにまとめておきました。数はあまりないし、あくまでも上海という街の様子だけだということ、どうぞご了承のうえご覧ください。