junaidaの個展@京都
2010年10月05日(火) 14:52
日本発信四方山話, 京都京都へ行った目的はもう一つあったのでした。少し前に最終回を迎えたドラマ『ホタルノヒカリ2』のタイトルバックに使われている素敵なイラストの作者、junaidaさんの個展を、junaidaさんの奥様が営む京都の本屋兼ギャラリー Hedgehogまで見に行くことです。
ギャラリーは京都御所の近く、京阪線の神宮丸太町駅から歩いて10分くらいのところにヒッソリとありました(写真[1])。先客はゼロ。想像以上にこぢんまりとした静かな空間でした。
ギャラリー部分は写真を撮っても良いとのことだったので、他のお客さんもいないことだし、遠慮なくバシバシ撮ってきました(写真[2])。以前、丸の内カフェで見た作品は有名どころや企業からの依頼で描いた作品が中心でしたが、Hedgehogでは、junaidaさんが描きたくて描いたであろう絵を中心に展示しているような雰囲気でした。「へ〜、こんな絵も描くんだ」みたいな驚きもあって楽しかったです。その中で私がいちばん気に入ったのは、写真[3]のちょっとした風景画。川岸の紅葉した木々がぼんやりと川面に映っている様子がなにげに素敵。こんな景色のところに暮らしたいです。
Hedgehogの本屋部分には、興味深いチョイスの古本やら新刊やらが並んでいました。笑いに飢えたアメリカでの日々に潤いを届けてくれた三谷幸喜さんと清水ミチコさんの『かみつく二人』もあって思わず吹き出しちゃった(笑)。
入り口脇のカウンターに座っていた女性が店主のようです。何かあいさつをするでもなく、Welcomeな雰囲気を身体で醸し出すわけでもなく、ただ静かに店主っぽく振る舞うだけ。Hedgehogのブログの語り口や、こうやって自分でお店を開いているという現実から、和気あいあいな感じのソーシャルな女性を想像していましたが、違いました。物静かで出しゃばらない感じ。話すと違うのかもしれないけれど、自分から話しかけるようなことは決してしない、できればそっちからも話しかけてこないでください…なバリアも感じさせるような人でした(あくまでも個人的な意見です)。
私のブログを読んでくれている、私を直接知らない人たちは、私のことをどんな人だと想像しているのだろう?とか、つられて考えてしまいました。会ったらガッカリとかさせてしまうのかな? 会ってみたらコワイ人だったとか、会ってみたらアホだったとか、言われてしまうのだろうか(それは文面から分かるってか?笑)とか考える秋の夜長@カプセルホテルでした。