歩行者に確認方向を指示

2010年02月11日(木) 08:06

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イギリス, サインやUIの話, ヒトについて, モノ+コトの話

イギリスって、日本と同じ右ハンドルの左車線なんですよね(写真[1]/ロンドンっぽく、ダブルデッカーを写真に入れてみました)。他のヨーロッパ諸国と違って。オランダで過ごした間に大変だったこととして以前、道路を横断するときにまず確認すべき方向が逆でなかなか慣れられなかったという話を書きました。アメリカで暮らす頃にはだいぶ慣れましたが、慣れきらない内に日本へ帰ることとなり、頭の中が混乱している内にさらにやはり右車線の国、韓国へ旅行したりとかして、最近ではもう、どこでどっちの方向を確認すれば良いのかぜんぜん分からなくなってしまった…。

 

[1] ロンドンらしくダブルデッカー [2] 歩行者は右から来る車に注意 [3] 反対側は左に注意

そしてここロンドンです。日本と同じ左車線なので、子供の頃に習ったとおり“右見て、左見て…”の順で大丈夫。でも、大陸諸国と慣習を異にするイギリスの横断歩道には、左車線に慣れない旅行者のため(とも限らないけど)に横断歩道の入り口に“右を確認しなさい!”という文字が書かれています(写真[2])。おまけに右向きの矢印つき。一方通行の道路だったので、横断歩道の反対側には“左を確認しなさい!”とありました(写真[3])。

このとおり、下を向いて黙々歩いていれば注意すべき方向が分かるので頭を使わずに済みます。そして車に轢かれなくて済みそうです(笑)。