築地市場デビュー
2010年01月26日(火) 20:51
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, おいしいモノの話週末を一緒に過ごすような友達がいません。寂しい話です…。 な〜んて、本当はわたし達が出不精なだけですが(笑)。
そんなわたし達を外に連れ出してくれる友人夫婦ができました。旦那の同僚とその奥さんで、鎌倉にお住まいです。昨年末には彼らのお宅を訪れて、奥さまの手料理を堪能してきました。そして今回は我が家へ来たい!と言ってくれたので、旦那はともかく私は本当はめちゃくちゃ面倒だったけど(笑)、鎌倉で食い逃げしてきた後ろめたさからお誘いを了解。でも、手料理でもてなすのは無理なので、築地で一緒に買い出しをしてから我が家へ行くというプランで合意。ってことで、いよいよ築地デビューです。そう、こんな近いのにまだ行ってなかったのです、実は。
築地本願寺前で待ち合わせをして、まずは場外の新大橋通りに軒を連ねる屋台で腹ごしらえ。築地慣れしたお友達夫婦おすすめの“きつねや”で旦那は牛もつ丼(写真[1])を、わたしは牛丼をぺろり。「築地に来て牛丼かよっ」と実は内心おもっていたけど、食べたらこれがウマイのなんのって。“築地に来たら魚を食べる”っていう先入観をまずは捨てるべし。確かにね、場外はともかく場内の寿司屋は恐ろしい行列になっていて、朝ご飯抜きのわたし達が待てるわけはない。次に来場したときのためにセカンドチョイスを聞いたら“ラーメン井上”だそうな。楽しみ。
その後、寿司屋への入店待ちで行列している人たちを横目に場内の見学。丼で満腹になったはずなのに、思わず卵焼きを買ってしまったりとかして(写真[2])。生のり入りの“のりえ”とピュアな“つき子”、そして桜エビを混ぜ込んだ“さくら“の3人で“築地3姉妹“だってさ〜。くっだらね〜と思いつつ、買ってるしっ。“さくら”がいちばん美味でした。
魚市場の活気溢れる様子は見逃しました。なぜならば着いたとき、すでにお昼近かったから。活気はすでに過去のものって感じでした。でも、まだお店を開いてくれているところもあって、誘われるがままにマグロを買ったり、ウニを諦めきれずに買いに戻ったり、すごく楽しかった。もっとたくさん魚介が並んでいるときに来たら、さらに楽しいに違いありません。目移りばかりして何も買えないかもしれないけどね。築地での買い物で今回いちばんヒットだったのは、ちりめんじゃこです(写真[3])。以来毎晩、酒の肴にちりめんをぼりぼり。身体にも良いし、そのまま食べられるし、最高かもしれない。
今の我が家からだと、電車で来ても20分かからないくらい近いんです、築地。どうせ週末にスーパーでまとめ買いをするんだったら、築地まで来て、お野菜に肉に魚にまとめ買いして食生活を潤すってのは悪くないかも。出不精の解消にもつながれば一石二鳥です。果たして出来るでしょうか、われわれに?