韓国は右側通行を徹底?!
2010年01月14日(木) 22:30
UXいろいろ, アジアのそこここ, サインやUIの話, モノ+コトの話, 韓国韓国のソウル。冬の寒さが厳しい町なので意外でしたが、自転車道がしっかり整備されていました。欧米と同じで、自転車は歩道ではなく車道の脇にある自転車道を走行することになっているみたい。木枯らし吹きすさぶ12月だったので、さすがに自転車かっ飛ばしている人は見かけませんでしたが…。
写真[1]の、路面がアスファルトカラーのままのところは横断歩道とセットの自転車用通路、路面が茶色にぬられているところが車道と歩道の間にある自転車専用道です。自転車道の通行は車と同じで右側通行厳守らしく、逆走はNGだということが路面にしっかり示されているのも確認しました(写真[2])。このくらいはっきりくっきり決まりを路面に示してくれたら、違反もしにくくてよさそう。車道に自転車道を置いているから、万が一事故が起きたときも、歩行者と自転車の事故より大事に至りそうだし、そう思えば双方(車と自転車)が気をつけるから事故が起こりにくいのではないでしょうか? もちろん起きてしまったときの痛手はいろいろな意味で大きくなるから、それを防ぐという意味では日本のように歩行者と自転車で歩道を分け合う作戦のほうが良いという結論にもなり得ますけど。
ちなみに右側通行の徹底は歩行者もってことで、写真[3]のように、横断歩道も真ん中で見た目二つに分かれていて、こちら側からあちら側へ渡る人と逆にあちらからこちらへ渡る人とが無駄に進路を邪魔し合うことのないようにと配慮されているところがありました。歩行者がぜんぜんいなかったから(笑)、どのくらい効果があるのかが分からず終いなのが残念です。