ソウルの地下鉄はT-moneyで

2009年12月21日(月) 23:35

UXいろいろ, アジアのそこここ, サインやUIの話, モノ+コトの話, 韓国

ソウルの地下鉄、激安です。初乗りが10kmまでの移動で1,000ウォン(約80円/2009年12月現在)。以降、5kmごとに100ウォン(約8円)が加算されます。今日、ソウル市中心部から地下鉄で1時間ほどのところにある水原(スウォン)という町へ世界遺産を見に行ったのですが、水原駅まで行っても1,600ウォン(約123円)という東京的にはあり得ない金額でした。ホント、地下鉄を使わない手はない。

 

[1] ストラップ型のT-moneyカード [2] チャージ台が分かりにくい

東京のSuicaに相当するICチップ内蔵のカードはT-moneyと呼ばれていて、これを持っていれば駅でいちいち切符を買わなくて良いから尚更ラク楽です。おまけにT-moneyを使うと少し安くなるらしいです。おまけにバスもタクシーも、そのT-moneyカードで支払いできるので本当に便利。Suicaと同じで5,000ウォンほどのデポジットがかかりますが、この利便性を買うと思えば高くありません。でも、わたし達のようにカード型ではなくストラップ型のものを買うと(写真[1])デポジットを含めて7,000ウォンほどとられるので少し割高です。おまけにデポジットも返してもらえないようなので、実はかなり割高か? でも、空港駅のセブンイレブンにはストラップ型しか置いてなかったから仕方ないのだ。っていうか、空港駅のくせにデポジットを戻せないタイプしか置いてないってのは少しズルイ感じがします。商売だから、仕方ないか…。

T-moneyカード(カードじゃないけど…)を手に入れたら、駅のチャージャーへ行ってカードにお金をチャージします。ハングルだけでなく、英語や日本語の説明もあったので(写真[2]の左下にある張り紙)、たいした迷うことなく無事にチャージを済ませられました。

手順はedyなんかにチャージをするときと同じで、カードを読み取り機のところに置いて、チャージする金額を決めてからお金を挿入して終了です。いちばんの迷みどころは、“カードをチャージ台に乗せる”ところでした。なぜならば“チャージ台”ってのがどこを指しているのか分からなかったから。写真[2]はまさにカードに10,000ウォンをチャージしているところなのですが、チャージする金額の選択肢を示すボタンがずらずら並んでいるところの下に黒い箱があって、わたしが購入したストラップ型のT-moneyカードが置かれているの、分かるでしょうか? 確かに台というか箱っぽくなっているし、そこ以外にカードを置けるところがないから消去法でそこにたどり着くとは思いますけど、カードのどちらの面をどこに向けて置くべきなのかとか、ぜんぜんアフォーダンスがなくてかなり迷いました。おまけにわたしが置こうとしていたのはストラップだし(笑)。どう置いてもチャージはしてくれるってことなんですかね、きっと。それにしても、せめてチャージ台はここだぞ!という情報は欲しかったです。