韓国で露天檜風呂

2009年12月22日(火) 20:48

UXいろいろ, アジアのそこここ, モノ+コトの話, 韓国

今回の韓国旅行、せっかくの自由旅行なので少々値がはっても日本からのツアーではなかなか利用されないホテルに泊まろう!ということでWソウル・ウォーカーヒルに宿泊することにしました。数年前、海外出張の帰りに同僚兼お友達のna0kaさんとニューヨークはマンハッタンのWホテルに泊まったことがあります。部屋が絶句するくらい狭くて本気で言葉を失ったのを覚えていますが、ソウルのWホテルは立地がいまいちな分(ツアーには利用されないはずである笑)部屋はゆったり広め。お値段もWホテルの割には庶民(=わたし達)にも十分に手の届く範囲です。最寄りの地下鉄駅(クワンナル駅)とホテルの間をシャトルバスが走っていますから市街へ行くための足もないわけじゃない。でも…、バス停の案内板には“10分ごとに運行”となっているシャトルバスですが、絶対にそれはウソだと言い切れるくらい寒空の下で待たされるので、本当に立地は最悪に近いです(笑)。「それでもWに泊まりたい!」と思わせるくらいの魅力あるホテルなのですが、出発直前にWebで見つけた情報でその思いに拍車がかかりました。

露天檜風呂!? マジですか? そんな素敵な施設を備えたホテルがソウルに?

 

[1] 室内のインフォメーション [2] 素敵な露天風呂があります

先述の記事のおかげで、ウォーターゾーンと称されるスパ施設の中に露天風呂があることを事前に突き止めたわたし達はかなりラッキーでした。だって、ホテルの部屋のスパ施設情報(写真[1])には、露天檜風呂があるという(日本人的には)超売りの情報がほんのコッソリとしか記されていませんでしたから。もし記事を見ていなければ、そんな素敵なおまけに気付かないままに韓国を去ることになっていたでしょう。ホント、教えてくれて助かりました。

しかしですね、旦那の話では、男性用のウォーターゾーンにはその檜風呂がない!のだそうです。露天ジャクジー風呂はあったそうですが、和風に檜のお風呂でまったり…という極楽は女性客にのみ与えられた特権だということが判明。さらにおまけに、部屋のインフォメーションには何も書いてありませんでしたが、お風呂は有料です。スパの受付へ行って日本語でお気楽に「お風呂に入りたいんですけどぉ〜」と言うと、韓国人のホテルスタッフに「お風呂はチャージ(お金)がかかりま〜す。一人25,000ウォン(約2,000円/2009年12月現在)で〜す」と言われます。書いとけよっ、って感じですが、日本の日帰り温泉入浴とかでもそのくらいの料金がかかりますから、ぐっと飲み込みましょう。

さらにちなみにですが、海外の温泉施設と言えば水着着用が当たり前というつもりでいましたが、Wソウル・ウォーカーヒルのお風呂は水着不要です。当然、男女のエリアもはっきりくっきり分かれていますからお間違いのないように。わたし達は、更衣室を出れば水着に着替えた連れに出会えるものだと思っていろいろとウッカリしてしまいました(笑)。ホテルスタッフの日本語も英語も(失礼を承知で言ってしまいますが)かなり中途半端なので、段取りやルールみたいなものが最後までよ〜分からん感じでお風呂をなんとなく楽しむことになりました。でも、いろんな不満を帳消しにしてくれるくらい、檜の露天風呂(写真[2]/記事より転載…はマズイっぽいので別の写真に差し替えました)は最高です。繰り返しますが、男子風呂にはありません。