優先入場のコツ?!
2009年07月18日(土) 01:59
アメリカ縦横無尽, サンフランシスコツタンカーメン展(写真[1])のチケットを買おうと思ってチケットブースへ向かったら、おばちゃんに声をかけられました。午後1時50分くらいだったと思います。2時入場のチケットが2枚あるから、買ってくれと言われました。なんか胡散臭いなぁと思いつつ、立ち止まってしまったので引くに引けなくなってしまった小心者のわたし。
自分はデ・ヤング美術館の会員で、今日、旦那と旦那の両親を連れてツタンカーメン展を見に来る予定だったが、両親が具合を悪くしてしまい来られなくなった。両親の分と思っていたチケットが2枚余ってしまったから買ってくれる人を探している。1枚$22.50で買ったので、2枚で$45。チケットブースで買うと入場が30分か1時間先になるが、これならすぐに入場できる。だからぜひ自分から買って欲しい…と、すごい勢いでおばちゃん、喋り続けました。
詐欺かもしれない!と思いつつ、さすがに美術館の中、チケットブースの真ん前でそんな詐欺行為はしないだろうってことで、チケットの日付や時間、額面金額を確認しつつ、財布から$20札を2枚取り出しました。$5札あったかな?なんて思いながらもたもたしていたら、おばちゃん、$20札を2枚をひったくるようにして取り上げ、「ありがとう。楽しんできて」と言って足早に立ち去っていきました。
$45と言ってたのに、$40だけ受け取ってスゴイ勢いでいなくなった。その瞬間に、もしかしてやっぱり詐欺られたのでは?と思い、二人してチケットの内容を念入りにチェック。でも、特に問題なさそうだし、大丈夫…に違いないってことで列に並びました。列の最後尾でチケットをチェックしている係員も何も言いません。おまけに、美術館の会員向けチケットだからということで、一般来場者とは別の優先ラインへ案内されました。
入場するまで大丈夫だという確信を持てずドキドキしていましたが、結果的にはなんの問題もなく、普通にチケットを買って並んでいるお客さんたちをごぼう抜きして、2時10分頃にはもう展示室の中にいました。中へ入ってしまえばなんの心配もありません。(少々期待はずれの)展示をぼちぼち楽しんで外へ出ると、外にはまだまだ長蛇の列がありました。
帰りがけに料金表を見直してみたら、週末の一般入場料金が大人一人$32.50となっていました(写真[2])。わたし達は一人分$20しか払っていないから、二人分で$25も得をしたことになります。なんだかラッキーでした。おばちゃん、疑ってゴメンなさい。でも、会員チケットの転売なんて美術館としては嬉しくない行為だと思うのですが、この国では普通にまかり通るのですかね?