一斉ガレージセール
2009年06月23日(火) 03:04
アメリカ縦横無尽, パロアルト暮らし, ポートランド6月の第一土曜日に“Citywide Yard Sale”がありました。みんなで一斉にガレージセールをしちゃいましょう!というイベントです。使わなくなった食器や小さくなってしまった子供服などガレージで眠っているお宝を50セントとか、1ドルとかいう値段で欲しい人に譲ります。小銭を稼げるというのもありますが、不要品を処分できるというのが一番のポイントでしょうか。日本で言うフリーマーケットのようなものですが、場所は各家庭の庭やガレージなので、わざわざ会場へ売り物を運ぶ必要はなく、また売れ残った商品を持って帰るという手間もありません。売れ残ったら、元々あったところへ戻して次のガレージセールでもう一度“店頭”に出せばイイだけです(笑)。
少額の登録料($5だったと思う)を払うと、イベント会場のマップに参加者であることを示す★マークを載せてくれる仕組みのようです。写真[1]はそのマップの一部ですが、かなりの家庭がこの日、ガレージセールを開いていたことが分かります。参加していない家は、他家の不要品を買い漁る側の人たちで、実際、皆さんわざわざ車であちこちの会場をはしごしているようでした。
私たちも、ウェブサイトで手に入れたマップを片手に散歩がてら行ってみましたが、お宝は見つからず…。スカッシュのラケットでもあれば買いたかったけど、そんなレア物はあるはずないし…。テニスラケットや野球のグローブなんかを出しているところはありましたけどね。残念ですが、収穫なしです。
人がたくさん集まっている会場(写真[2])もあれば、閑散としているところもあって、いったいどのくらいの売り上げになるのかな?と気になりつつ、さすがにそんなこと聞けないので我慢、我慢。しかしラッキーなことに、ポートランドでお邪魔したお友達が住むエリアでも、私たちがお泊まりしている間にちょうど同じような一斉ガレージセールをやるということだったので、様子を観察しつつ、売上高もしっかり聞いてきました(写真[3])。彼女には、4歳半になるかわいくてやんちゃな双子の男の子がいて、彼らが使い古したおもちゃや小さくなった洋服、靴などを売りさばいた結果、4時間ほどで約170ドルもの売り上げになったのだそうです。けっこう売れるものですね〜。