ご近所の超有名人

2009年04月21日(火) 07:29

アメリカ縦横無尽, パロアルト暮らし

ここ2〜3日、真夏日が続いています。照りつける太陽の下、日焼け止めをバッチリぬって近所の散歩に出かけました。私たちの住むPalo Altoの町の中でも、特にOld Palo Altoと称されるエリアには、城かよっ!とツッコミたくなるほどの大邸宅に暮らす桁違いのお金持ちが大勢いらっしゃいます。肩を並べることは一生かかっても叶わない…、それこそ年末ジャンボ宝くじ(普通の宝くじじゃダメ)を前後賞あわせて3回くらい(1回じゃ足りない)当てないと無理。そんなあり得ない幸運に巡り会って城を手に入れたとしても、その後の維持管理が追いつかなくて手放す日がやってくるのも遠からじ。

 

[1] 前庭のリンゴの木 [2] 雰囲気いっぱいの煙突 [3] 通りがかりのリスさん

ところで、そんな大金持ちエリアの一角にApple創設者の一人、スティーブ・ジョブズさんのお宅があります。うちからだと歩いて10分もかかりません。前庭に植えられているたくさんのリンゴの木が目印です(写真[1])。何のための目印かは分かりませんが…。どこかから情報を仕入れた私たちのようなお上りさんの来訪が後を絶たないので、思い切ってリンゴの木を植えて、「ここが俺の家だ、文句あっか?!」とでも言っているのでしょうか(笑)。

モダンデザインのシックな佇まいを想像していたのですが、どちらかと言うとアメリカンスタンダードな古〜いお屋敷でした。人の家の写真を勝手に掲載するのは気が引けるので、雰囲気いっぱいの煙突の写真で我慢してください(写真[2])。敷地の全容は分かりませんが、かなり広いことは確か。裏庭はしっかり目隠しされていました。通りがかりのリスさん、中の様子を教えてくれませんかね?(写真[3])

ちなみに、裏のゲート前にジョブズ氏のベンツが止まっていましたから、彼のお屋敷であることは間違いありません。ウワサどおり、ナンバープレートがついていませんでした。代わってバーコードが表示されているというのも本当でした。州警察と話がついているとか、捕まるたびに罰金を払っているとか、さまざまな憶測がファンの間で飛び交っているらしいですが、真相は分かりません。会ったら、聞いてみます。ウソ、聞けない。そもそも会えないし(笑)。