ゲートまでの所要時間
2009年03月16日(月) 03:34
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ, サインやUIの話, モノ+コトの話スキポール空港の話が出たので、その流れでもう一つ。
大きな空港では、ゲートまで行くのにどのくらいの時間がかかるのかを事前に知りたいですよね? 免税店でのんびり買い物をしていたらあっという間に時間が過ぎて、気づいたら搭乗時刻を過ぎていたりして、放送で名前を呼ばれたりなんかしたら、もう全力で走るしかない(経験あり…笑)。
オランダのスキポール空港は、イギリスのヒースロー空港やニューヨークのJFK空港なんかに比べればぜんぜん小さいですが、ヨーロッパの玄関口として利用者も多く、規模もそこそこです。運悪くゲートが端っこの方にあたってしまったら、まずまずの距離を歩くことになります。
出国審査を終えて免税店エリアに入ると、真正面に写真[1]のような案内板がありました。B、C、Dのゲートへ行きたければ、向かって右手の方向へ行けばいいということが分かります。どこの空港でも、この手の案内板は同じようなデザインで用意されていますが、スキポール空港のものにはちょっとした工夫が見られました。
ちょっと寄った写真を見てみましょう(写真[2])。ゲートBまでは19〜22分、ゲートCへは14〜18分、ゲートDなら2〜22分かかりますよ、という情報が各アルファベットの中にコソッと追記されています。新たに場所をとることなく、有用な情報を的確に加えていてイイですね。ゲートDまでの所要時間には幅がありすぎて(2〜22分)あまり参考にならないのは残念ですが、これは空港の造りの問題なので仕方ないか…。