恋しくなりそうなモノ

2009年02月06日(金) 19:34

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, おいしいモノの話, オランダ暮らし

出発が間近になってきたので冷蔵庫の中が寂しくなってきました。残るともったいないと思って、食材を買い過ぎないようにしているからです。しかし、ビールだけはまだたっぷり入っています…。

日本で当たり前の食材や調味料がオランダでも案外かんたんに手に入って本当に助かりました。味噌、醤油、みりん、酒、こんぶなど少々割高ではありますが、普通のスーパーで売っています。中華食材屋へ行けば、豆腐やエノキダケ、ニラ、チンゲン菜なども買えます。結局見つけられなくて、今いちばん恋しいのはおみそ汁の具として私の中で長らく一番に君臨しているナメコですね。アメリカでは手軽に買えると嬉しい…。

さて、そんなオランダでの食生活で愛用してきたモノの中に、日本でも買えるけど、いつの日か「オランダで食べてたアレが恋しいなぁ〜」なんて思うときが来るかもしれないと思っているモノがいくつかあります。今日はそんなお話。以前紹介した“リエージュワッフル”は言わずもがななので外して、残り上位3品です。

 

[1] フレッシュジュース [2] ホウレンソウ [3] ムール貝

▼恋しくなりそうなモノ〜その1 (写真[1])
ah特製オレンジとキウイの100%ジュース。
いつもは、同じくah特製オレンジジュース(1リットル/88セント)を飲んでいたのですが、風邪を引いたときなどには奮発してこのジュースを買っていました。1リットルで3.5ユーロくらいだったと思う。500ミリリットルで2ユーロくらい。ちょっと高いです。でもオイシイの。オランダでは(ヨーロッパでは?)フレッシュジュースを売るお店をよく見かけます。日本人がビタミン剤でビタミン補給するのと同じような感覚で、フレッシュジュースを飲んでいるのかな? 

▼恋しくなりそうなモノ〜その2 (写真[2])
ホウレンソウ。
これもやはり、いつも行くスーパーahで買っていたものですが、写真で分かるだろうか? 日本のホウレンソウと違って、葉っぱが小さくてすごく使いやすいのです。300グラムも入って2.5ユーロくらい。日本に比べるとこれは安いような気がする。お鍋にどさどさっと入れたり、バターでササッと炒めたり、おみそ汁の具にしてしまうこともありました。冷蔵庫がスカスカのときでも、これが入っていてくれれば朝ご飯はなんとかできると思えるくらいの安心感だった。小さい葉っぱのホウレンソウ、これは恋しくなりそうです。

▼恋しくなりそうなモノ〜その3 (写真[3])
ムール貝。
お寿司屋さんで見かけるアワビ、ツブなどなどの高級貝類は実はあまり好きではないのだけど、牡蠣とムール貝は大好物。ムール貝を使った美味しい料理と言えばベルギーが有名ですし、写真も実はベルギーで食べたムール貝です。でも、ベルギーでお料理に使われているムール貝、その多くはオランダ産らしいのですよ、驚いたことに。確かに、毎週土曜日のマーケットでも必ず並んでいますし、スーパーにも普通に陳列されています。値段は、2キロで10ユーロくらいだったかな? 何度か買って食べましたが、二人で2キロとか平らげるの、けっこう大変だし、ご存知のとおり冷凍庫がないので2〜3日で片づけるとなると、連日の食事がムール貝になってしまって旦那があまりいい顔をしなかった(笑)。そういうわけで、大好物を食べまくることはできませんでしたが、いつでも買える安心感はオランダならではだったかもしれない(ベルギーでも買えると思うけど…)。