カジノデビュー

2009年02月04日(水) 21:33

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ暮らし, モノ+コトの話

昨夜、デルフトに住む日本人のお友達Kさんと夕飯をご一緒しました。アイントホーフェン駅前にあるちょっと高めのレストランで、オランダにしては珍しく美味しい魚料理を楽しみ、会計を済ませて退散しようとすると、お店の人が「これ、ホランド・カジノの無料入場券だからよかったら使ってね★」と言って、3枚のカードをくれました。

 

[1] ホランド・カジノの入り口 [2] スロットマシンに使うカード

もうずいぶん長くオランダに住んでいるKさんもカジノは未経験だというし、我々もオランダを発つ前に国営カジノ体験、実はしてみたかったぁ〜ってことで、その足で駅や家とはまったく反対方向にあるホランド・カジノ(写真[1])へ向かうことになりました。生憎の雨、そして火曜日の夜ということもあり道行く人たちの姿はほとんどありません。ところがですよ、町には人影ほとんどなかったのに、カジノの中は大賑わい。混んでます。週末には、もっとすごい混み方になるのでしょうね、きっと。

とりあえず中を一周してみると、ルーレットとカードの台がやっぱり賑わってました。コンスタントに勝ち続けるおばちゃんや、あっさり100ユーロ負けて落ち込むお兄ちゃん、それぞれの賭け方で淡々とギャンブルを楽しんでいる様子。

せっかく来たからには賭けをしてみなければ!ということで、初心者らしくスロットマシンに挑戦することにしました。が、ぜんぜん賭け方が分からないので、まずは係のおっちゃんをつかまえて賭け方講習を受ける。写真[2]のカードをマシンに入れてから現金を投入してゲームするのだそうです。負けて残額少なくなったらお金を足せ、と。”もし”勝ったら、カードに勝ち分を移して、トイレの横にある換金機で現金を受け取るんだよ、と説明してくれました。スロットマシンもいろいろな種類があって、どういう状態になるのが“勝ち”なのかとか、おっちゃんの説明では正直ぜんぜん分からなかったけど、まぁ、やってる内に分かってくるだろうということでとりあえず遊んでみることに。私も旦那も、10ユーロずつ投入。旦那がまずガンガン勝っていきます。ほんの5分もたたないうちに、倍の20ユーロくらいまで増えてました。「けっこう勝てるもんだね〜」とご満悦。次は私が使っていたマシンで当たりが出ました。無料10回スロット。掛け金ゼロで10回スロットしたら、当たる当たる。あっという間に17ユーロくらいまで増えました。

ここで止めるって〜のが勝ちで終わるための常道。でも、止められないのが人間の性(笑)。さらに倍を狙って、とマシンを替えた途端に状況はうなぎ下がり。旦那はさらに10ユーロ、私は5ユーロを追加投資しましたが、現在手元にあるカードの残額は、私のが2セント、旦那のがきれいさっぱりゼロです。「上手にゼロにするのもなかなか難しいものだよ」というのが旦那が吐いた負け犬の遠吠えでした(笑)。