オランダ自転車事情 その2
2009年01月09日(金) 19:35
UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ暮らし, モノ+コトの話オランダ人は、雪にも負けずに自転車乗りまわしています。うちの旦那もですが…。
子供が生まれてからも自転車であちこち行けるようにと工夫を凝らした自転車がたくさんありますよぉ〜というお話、前に書きました。今日はその続き。
前にご紹介した、ハンドルと前輪の間に木箱があるタイプは、乗ったことがないので想像ですが、たぶんかなり重いと思います。ハンドルをきるの、結構たいへんでしょう。たいがい、お父さんが運転しています(オランダ人女性は巨大で力持ちっぽいので、お母さんでもいけるのではないかと私は思いますが…)。それに、駐輪するのもたいへんでしょうね。幅も、長さも、普通の自転車よりずいぶんと大きいですから。
で、ある日見つけたのが写真[1]の自転車でした。木箱の部分がビニール生地になっていて、枠はアルミかなんか?素材は詳しく分かりませんが、とにかくこれなら、木箱よりもずいぶん軽いでしょうね。おまけに、折りたためます! 駐輪するときは、写真のように折りたたんで幅を抑えられるという優れもの。重さと幅、木箱の難点を克服したこの自転車は、2008年のDutch Design Award受賞作でした。日記書いてて思い出した。ウェブアルバムに、Dutch Design Award展で撮ったこの自転車の写真をアップしておきましたので、ご興味のある方はこちらへどうぞ。
ちなみに、日本と同じように、後輪の上に椅子を置いて子供を座らせているケースもよく見かけます。毎週土曜日に近所で開かれているマーケットには、自転車関連グッズを売るお店もよく出ていて、椅子も売っています(写真[2])。マーケット価格で一つ45〜60ユーロ。結構しますね。自転車屋で買ったら、1.5倍くらいかな、たぶん。日本ではおいくらですか?
それから、写真[3]のように、後ろに子供を二人乗せてしまうなんてことも、オランダではありのようです。とにかく、自転車に乗りたいのですね、この国の人たちは(笑)。