スーパーのボーナスカード

2008年10月17日(金) 23:31

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ暮らし, モノ+コトの話

2ヶ月経ってやっと…、近所のスーパーマーケット、アルバート・ハイン(ah)のボーナスカードをゲットしました!

 

[1] ahのボーナスカード [2] 割引商品を紹介する冊子 [3] 冊子の中身

オランダ国内に多数店舗を持つスーパーマーケット・チェーンで、うちから歩いて10分くらいのところにもあり、週に2回は通っています。他のお客さんが会計のときになにやらカードを出していることには気づいていたのですが、メンバーシップカードみたいなものだと勝手に思い込んでいました。どうせ半年しか住まないし、わざわざ住所とか電話番号とか登録してって面倒だからパス、と思っていたのですが、なんと無料配布の割引カードだということを今日、オランダに来て2ヶ月以上経過した今日になってやっと気づいた、というか教えてもらったのです。遅すぎる…。

今日のレジのお姉さんは親切でした。会計のときに「ほにゃららカードはある?」と聞かれたので、何にも持ってない私は「ないよ」と答えました。そしたら、レジのお姉さんは、隣のレジで会計中のおじいちゃんに「ほにゃららカード、貸してもらえますか?」と声をかけて借りちゃって、それをレジにかざして私の買い物をディスカウント。貸してくれたおじいちゃんも、借りてくれたお姉ちゃんも優しいなぁ〜、と思いながらボケっと見ていた私に、「入り口のサービスカウンターでもらえるからもらっておいたら?」とさらにアドバイス。「割引になる商品のリストはあっちの棚にあるから持って帰ってね」とさらにさらに気の利いたアドバイス。

ここまでしてもらってシカトして帰るのも悪いと思い、サービスカウンターに寄って、「割引カードみたいのを作れるって聞いたんだけど?」と聞いてみました。この時点では、やっぱり住所とか名前とかを登録する面倒な手続きを経てやっと作れるもののだと思ってたんです。ところが、あっさりカードを3枚(写真[1])手渡されて終わり。思わずお礼だけ言って帰りそうになったけど、なぜ3枚なの? 2枚形が違うのは何? いつも3枚持ち歩かないとならないの? 矢継ぎ早に質問をしたところ、「小さい2枚はキーホルダーとかにつけて使うのよ。大きいのは財布にでも入れておけば?」くらいな感じの返答。どれか一枚持ってて、会計のときに見せられればよいってわけですよ。これなら、一枚旦那のキーホルダーにつけて毎日持ち歩いてもらえるし、大学の帰りにスーパーに寄って特売品を買ってきてもらうこともできるわけだ。おぉ〜、よく考えられています。何げにお客の気持ちを分かってくれているスーパーでした。感心。

で、帰り際に棚から持ってきた今日の?今週の?割引商品リストが残りの写真。結構いろいろ安くなるようです。っていうか、今まで、カードとか関係なく特売してて、安くなった値段で買い物をしているつもりになっていたけど、全然そうじゃなかったんだ…ってことにも今日気づきました。陳列棚には、特売価格がドド〜ンって書いてあるから、てっきり誰でもお買い得なんだと思っちゃってました。ダメな主婦でした。反省して、今後は特売品狙いで買い物するようにしたいと思います。