ケルン>ボン>アムステルダム

2008年09月29日(月) 22:56

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, イベントの話, オランダ, ドイツ

二年に一度開催されるカメラ業界の展示会“Photokina”と、今年で四回目という“IAサミット”のヨーロッパ版に参加するために(という口実で…笑)また少し旅をしてきました。 Photokinaはドイツのケルン、IAサミットはオランダのアムステルダムで開催されました。

 

[1] ケルンの大聖堂 [2] ボンのベートーヴェン像 [3] アムステルダムのボートハウス

▼Photokina
カメラとか写真とかにめちゃくちゃ興味があるわけではないし、C社とN社の二強が予想通りに、というか当たり前に強くて、気合いの入り方も人の入り方も文句なしにダントツでした。 デジカメのインターフェイスにもブレイクスルーは特に見られなかったように思います。そういえば、最近デジカメのユーザテストってあんまりやってなかったなぁ…。全般的に収束してきた感じなのかな? タッチパネルが増えてくれば、またテストも増えるかな?とか思ったり。

カメラだけじゃなく、プロアマ学生いろいろの写真展示もあちこちでやっていて大変勉強になりました。被写体の選び方とか、画角の取り方とか、少し写真の勉強というか、練習というかを頑張ってみようという気にさせてもらいました。熱が冷めないうちに始めないとな…笑。

▼Euro IA Summit
IAという肩書きで仕事をしている人たちって、ユーザビリティ屋よりも大局を見ていてくれているような気がしていたのですが、案外そうでもないらしいことが分かりました。 彼らが言うUXは、Webのエクスペリエンスにかなり偏っていて、physicalなエクスペリエンスはWebと関連するときにだけ出てくる、みたいな感じで、どちらかというと私たちユーザビリティ屋が見ているUXのほうが“広義”なのかもしれないなぁ、という漠然としてますが感想です。広義とか大局とかが良いとか悪いとか、そういう話ではなくて、ね。 ほかにもいろいろと感じることがあったのですが、適当なことは書けないので、詳しくはアブスト読み直してからにしようと思います。

観光!
まぁ、なんだかんだこれが肝心なわけで、今回も各地で満喫してきました。

▼ケルンの大聖堂(写真[1])
ケルンと言えば大聖堂ですよ。これしかない、と言っても過言ではないです。空に突き刺さる二本の塔が結構遠くからも見えるので、町の中心が分かりやすく、道に迷う心配が少ない町です。塔の内部は上ることができるようになっていて、509段の螺旋階段を、運動不足の身体に鞭打って上ってきました。途中、休憩すること数えきれず(笑)。遠足か、社会見学か分かりませんが、集団で来ている若者たちの体力が激しくうらやましく感じられました。

▼ベートーヴェンの銅像(写真[2])
ケルンからライン川をさかのぼること3時間、ベートーヴェンの生まれ故郷ボンへ行ってみました。電車で行けばたった25分の道のり。船旅は時間がかかります。ちなみに逆方向(ボンからケルン)へ進むなら半分の1.5時間で済むようです。それでも電車の3倍ですが。 町の広場には、険しい表情のベートーヴェンがどど〜んと立ってました。

▼ボートハウスでくつろぐ住民(写真[3])
アムステルダムの運河には、観光用のボートとは別に、たくさんの“ボートハウス”が浮かんでいます。普通にそこで暮らしている人もいるらしいです。町中は日々観光客でごった返しているし、なんといっても首都なので結構うるさいと思うのですが、快適なのでしょうかね? ほかにも、アンネフランクの家とか、ゴッホ美術館とかにも行きました。写真はウェブアルバムに載せてありますので、お時間のある方はそちらもご覧ください。