横断歩道の押しボタン

2008年09月12日(金) 22:45

UXいろいろ, ヨーロッパ所々方々, オランダ暮らし, オーストリア, モノ+コトの話

オランダに来て、結構早い時期に迷ったことに、横断歩道の押しボタン(写真[1])があります。

 

[1] 横断歩道の押しボタン [2] 新型の押しボタン [3] オーストリアの横断歩道

“道路を渡りたければこれを押しなさい”という雰囲気のイラストがあるので、オレンジの丸い部分を押してみたりするのですが、“ボタン”ではないんですよね、これ。押し込めないのです。素材もよくわからなくて、ここに触れることで、どんな仕組みが働いて信号機がかわるようになっているのかとか、旦那と二人でいつも悩んでいました。
ボタンの下に書いてあるオランダ語“hier aanraken”の意味を、Google先生に聞いてみると、“Touching here”というお答えが返ってきたし、周囲の人々も、オレンジの部分を“押す”ではなく、そこになんとなく“触れている”ようなので、仕組みはともかく、横断歩道を渡りたければ、オレンジの部分になんとなく触れればよいってことだと解釈しています。

ちなみに、たぶん新しくなったヴァージョンが写真[2]だと思います。すこし形がカッコヨク?なりました。でも、どの部分に触れればよいのかは、かえって分かりにくくなったような気がします。でも、“道路を渡りたければこれを押しなさいという雰囲気のイラスト”を別に用意して貼る必要がなくなっているので、作り手としては前進した感じかもしれません。

そして写真[3]は、オーストリアの横断歩道で見かけた物体です。横断歩道の側の電柱には必ずこの比較的巨大な物体がくっついていました。でも、オーストリアの場合は、これに触ったからといって信号がかわるわけではなく、どこも信号は時間で自動的にかわるようになっていました。 はて、では、この物体は何?と思って見てみると、金色の部分にこれから渡ろうとする道路の状況が描写されていることに気づきました。“左方向から車が進行してくる車線が2本、その後に右方向から車が進行してくる車線が2本あって、合計4本の車線を渡りきると横断歩道は終わりです”ってことが示されているようですね。目の見えない方のための、“点字”のようなものでしょうか?