“もったいないウォッチ”エクスチェンジ
2013年10月24日(木) 16:48
UXいろいろ, 日本発信四方山話, 東京, モノ+コトの話MOTTAINAI WATCH EXCHANGE: A watch shop, TIC TAC, is now holding a campaign called “MOTTAINAI watch exchange.” If you have a watch not using, bring it to the shop and receive a 2,000-yen-discount-ticket for your new watch. The collected watches are to be resold at a flea market, or if it’s broken, some recycable parts are to be sorted. Thanks to this campaign, I now have a new watch, but drawing in customers with such a discount ticket doesn’t sound brilliant, because I just felt “MOTTAINAI” if I don’t use it. Little treat, as WACOAL presents for a brassiere recycle, would be more suitable for “MOTTAINAI” campaign.
先日紹介したMOTTAINAIの活動に賛同している腕時計のセレクトショップTIC TACで、“もったいないウォッチ”エクスチェンジ!という企画が開催されています。
なんとなくその辺に転がっていたり、引き出しで眠っていたりする使わないけど捨てられない腕時計を TIC TAC の店頭(写真[1])へ持って行くと、1点につき1枚の2,000円チケット(写真[2])をもらえます。そしてそのチケットを使って、新品の腕時計(写真[3])を2,000円引きで買えるという仕組み。買ってやんの。思う壺(笑)。
持ち込まれた腕時計は、MOTTAINAI フリーマーケットで再販され、その収益金がアフリカの植林活動や東日本大震災の復興支援に寄付されたり、あるいは壊れていたりして使えないものの場合は、電池工業会を通じて適切に分解・分別して、使える部分はリサイクルへと回してくれるようです。
基本的にはすごくイイ企画だと思う。動くにしても壊れているにしても、どうせ使わないものを後生大事に取っておくのはスペースの無駄だし、まだ使えるなら尚更、自分じゃない誰かに使ってもらえるようになるなんて素敵。でも、代わりに金券を渡されると、それを使わないと“もったいない”という感覚に否が応でもなってしまいます。実際、そんな予定はなかったのに時計1個新調しちゃってるのがココに一人いるわけでして…。お店としては売上に繋がるし、社会としてはお金が循環するわけですし、私としては新しい時計が手に入るわけで、Win-Win-Winであることは確かなんですが、金券じゃなくて、何か別の、ほんのちょっとしたモノをプレゼントしていただくほうが気持ちが良くて、MOTTAINAI の精神にも見合っているような気がしますね。そう、WACOAL のブラ・リサイクルのように。